服装を武器に、仕事場でのイメージアップを図りたい。毎号寄せられるM.E.読者アンケートの中から、着こなしのリアルなお悩みを厳選。スーツからジャケットスタイルまで、着こなしを成功に導くための解決策を伝授する。
A. ニットポロを襟ボタン全部留めで
肌の露出を控えることが仕事での誠実さにつながる
SUIT STYLE
ワントーンでシンプルに装うと仕事感が高まる
グレーベースのスーツには黒のニットポロを合わせる。トーン オン トーンの着こなしは、いつもの定番色を使いながらも存在感が出せ、ノータイでも品よく仕上がる便利な色合わせ。ニット素材のポロシャツでドレス感をしっかりキープしたい。
JACKET STYLE
トーン違いのネイビーで僅かに遊ぶ
濃紺ブレザーの場合も、スーツ同様、同色のニットポロを合わせてワントーンでコーディネートすると上品にまとまる。肌馴染みのいい上質なニットは、襟ボタンを全部留めていても首元の窮屈さがなく、仕事場にふさわしい品格をも備える。
サラッとした質感の梳毛ウールスーツに、写真のようなザラザラした鹿の子の風合いはミスマッチ。やはり、しっとりとした風合いのニットポロの方が、仕事着として落ち着く。
[MEN’S EX2018年04月号の記事を再構成]
撮影/野口貴司(San・Drago)、若林武志、岡田ナツ子、松崎浩之スタイリング/四方章敬、宮崎 司(CODE) ヘアメイク/松本 順(辻事務所) 構成・文/伊澤一臣 文/秦 大輔、長谷川 剛(04)、安岡将文、星野勘太郎、酒向充英 撮影協力/七彩、丸の内マイプラザ