休日くらいは、ウールも「クリースフリー」でいこう
仕事で好印象をキープするのに、ビシッとクリースの入ったパンツを穿くのは鉄則。でも休日くらい、アイロンがけから解放されたい。そんな思いは、クリース作業不要(フリー)でも上品な見映えを築ける、下のようなタイプのウールパンツでカタチにしよう。


GIAB’S ARCHIVIO
ジャブスアルキヴィオの「マサッチョ」(モデルカット上)、「ヴェルディ」(モデルカット下)
シックさとリラックス感とのさじ加減が絶妙なブランド
1953年にフィレンツェでパンツ工房として創業したジャブスアルキヴィオ。老舗のノウハウを生かしつつ、素材や形で攻め抜いたコレクションが近年大ヒット中だ。中でもとりわけ人気の高いのがこの2モデル。ともに生地は僅かにポリウレタンを混紡したウールで伸縮性も高い。
「マサッチョ」(モデルカット上):ドローコード+両脇のゴムシャーリングを備えたベルトレスモデル。ステッチによるクリースは寛ぎ感と折り目正しさのバランスが絶妙な意匠。2万8000円(以上エフイーエヌ)
「ヴェルディ」(モデルカット下):デビュー以来アップデートを続ける、定番ワンプリーツモデル。腰回りにゆとりをもたせつつ、裾にかけてぐっとテーパードするシルエットは、クリースなしでも品ある佇まいをキープしてくれる。2万6000円。
[MEN’S EX 2018年4月号の記事を再構成]
撮影/平井敬治、岡田ナツ子、武蔵俊介 文/吉田 巌(十万馬力)、安岡将文、桐田政隆 スタイリング/武内雅英(CODE)
※表示価格は税抜き