着回し力が高くて、しかもリーズナブル! シャツブランドの軽アウターが春の主役になる

NULL
フィナモレの4ポケットジャケットモデル着用
シャツジャケット4万2000円/フィナモレ(アマン) ポロシャツ1万4000円/ラコステ(ラコステお客様センター) パンツ3万2000円/インコテックス(スローウェアジャパン) 時計3万1000円/ダンヘンリ(コンティニュエ) 靴20万円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー)

シャツライクな作りが着こなしの幅を広げる

春めいてくるとスプリングコートなど気軽に羽織れるアウターが欲しくなる。ただ本格アウターブランドのものは、薄手でもお値段はそれなり。そこで注目が、シャツブランドのもの。こちらのフィナモレを筆頭に、シャツの名門勢には近年トータルブランド化を推し進めるところが多く、今シーズン続々と優秀な春アウターをリリースしているのだ。

魅力は、まず着心地が軽いところ。それもそのはず、素材は得意のシャツ生地、またはそれに準じたものを使用し、仕立ても芯材を使わないシャツライクなもの。だからミドルレイヤーとして使ってもストレスがなく、まだ肌寒い3月から活躍するのだ。

また長年ドレスシャツを作ってきただけに、カジュアルアウターといえど、ポケット付けの精緻なステッチワークといった、一定の品位や美シルエットは健在。M.E.世代がトライしやすく仕上がっているのもいい。

それで価格はといえば、そもそもがシャツブランドだけに、シャツ+αのプライスというのも嬉しい。今から初夏まで使えると考えると、その費用対効果はかなり高い。総合的に見て、今季春アウターの本命に据えても間違いないだろう。

<b>90年以上の歴史を持つ伊のシャツブランド</b><br><br>フィナモレは1925年創業の老舗。ナポリの伝統の手仕事を多用した柔らかな仕立てのシャツに定評がある。その美点は今作でも健在だ。

90年以上の歴史を持つ伊のシャツブランド

フィナモレは1925年創業の老舗。ナポリの伝統の手仕事を多用した柔らかな仕立てのシャツに定評がある。その美点は今作でも健在だ。

<b>シャツ地にも使われるコットンリネン生地</b><br><br>素材は薄手のコットンリネン。程よくハリがありながらアタリは柔らかで、表面にはほんのりと上品な光沢も。見た目の清涼感も高い。

シャツ地にも使われるコットンリネン生地

素材は薄手のコットンリネン。程よくハリがありながらアタリは柔らかで、表面にはほんのりと上品な光沢も。見た目の清涼感も高い。

<b>春先はコートの下に着込んで<br>コーディネートの奥行きを高める</b><br><br>薄手のチェックコートの下に着込んで、防寒性と洒落感をアップ。まだ肌寒さの残る3月なら、こんな着こなしがおすすめだ。シャツ生地に加え、芯材もまったく使用していないため、ミドルレイヤーとしてもじつに使いやすいのがこうしたシャツジャケットの利点。<br><br><small>シャツジャケット4万2000円/フィナモレ(アマン) コート7万9000円/パルト(アマン) コットンニット5万7000円/フェデッリ(トレメッツォ) パンツ2万6000円/シビリア(ストラスブルゴ) 靴1万9800円/リプロダクション オブ ファウンド(アイ ファウンド)</small>

春先はコートの下に着込んで
コーディネートの奥行きを高める


薄手のチェックコートの下に着込んで、防寒性と洒落感をアップ。まだ肌寒さの残る3月なら、こんな着こなしがおすすめだ。シャツ生地に加え、芯材もまったく使用していないため、ミドルレイヤーとしてもじつに使いやすいのがこうしたシャツジャケットの利点。

シャツジャケット4万2000円/フィナモレ(アマン) コート7万9000円/パルト(アマン) コットンニット5万7000円/フェデッリ(トレメッツォ) パンツ2万6000円/シビリア(ストラスブルゴ) 靴1万9800円/リプロダクション オブ ファウンド(アイ ファウンド)

<b>襟付きのテーラードデザインで<br>ニットとの合わせもくだけすぎない</b><br><br>インは薄手のニット+シャツ。こういう着こなしの場合、アウターはブルゾン型でもいいが、ジャケット型の今作のほうがドレス系のスタイルに慣れている人も取り入れやすいだろう。ちなみにこのようなオフ白×オリーブのコロニアルな色合わせも今季のトレンド。<br><br><small>シャツジャケット4万2000円/フィナモレ(アマン) ニット2万4000円/タリアトーレ(トレメッツォ) シャツ3万2000円/フィナモレ(バーニーズ ニューヨーク) パンツ3万4000円/PT01 フォワード(PTJAPAN) 靴5万7000円/ジョセフ チーニー(渡辺産業プレスルーム)</smal>

襟付きのテーラードデザインで
ニットとの合わせもくだけすぎない


インは薄手のニット+シャツ。こういう着こなしの場合、アウターはブルゾン型でもいいが、ジャケット型の今作のほうがドレス系のスタイルに慣れている人も取り入れやすいだろう。ちなみにこのようなオフ白×オリーブのコロニアルな色合わせも今季のトレンド。

シャツジャケット4万2000円/フィナモレ(アマン) ニット2万4000円/タリアトーレ(トレメッツォ) シャツ3万2000円/フィナモレ(バーニーズ ニューヨーク) パンツ3万4000円/PT01 フォワード(PTJAPAN) 靴5万7000円/ジョセフ チーニー(渡辺産業プレスルーム)

2025

VOL.343

Winter

  1. 1
2
SmartNews
ビジネスの装いルール完全BOOK
  • Facebook
  • X
  • Instagram
  • YouTube
pagetop