休日重視のコットンスーツにはアースカラーが外せない
コットンスーツらしさを味わうなら、陽の光に映えるベージュ系だ。ノータイで休日のちょっとしたイベントにも使える万能さが魅力だ。
左 : LARDINI
ラルディーニのスペシャルライン
きちんと見えて楽なストレッチコットン
深みのあるブラウン系に落ち着きのあるフラップポケットが仕事着としても使える上品さのポイント。大見返しにより構築的に仕立てられた端正なシルエットも魅力だ。わずかにストレッチが効いているから長時間の着用も快適。
中 : FUGATO
フガートの「リエーティ」
逆綾の光沢と柔らかさが魅力
夏らしいコットン100%のアンコンスーツ。逆綾織りのギャバジン生地は、経緯に違う色の糸を使用して深みのある表情に。シルエットはタイトすぎず、緩すぎず快適な着心地で、伊製でありながらアンダー10万円の価格も人気の理由だ。
右 : SANTANIELLO
サンタニエッロの2Bコットンスーツ
ガーメントダイが寛ぎの風合いを生む
着用時の美しさにこだわりながら、ラペルやポケット周りにこなれた味わいを醸し出す製品染めは、職人の至高の技の賜物。裁断や丁寧なアイロンワークなど、ナポリの自社工場で行う。ストレッチで寛ぎの休日着として最適。
[MEN’S EX2018年03月号の記事を再構成]
撮影/谷田政史(CaNN)〈人物〉、若林武志〈静物、取材〉、上仲正寿〈取材〉、長尾真志〈取材〉、武蔵俊介〈静物〉、久保田彩子〈静物〉 スタイリング/武内雅英 ヘアメイク/MASAYUK(I The VOICE) 構成・文/伊澤一臣 文/池田保行(04)、秦大輔、間中美希子、吉田 巌(十万馬力) 撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー