【美食と新服 #4】高揚を生む、異種との遭遇

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スペシャルな美食店にどんな新作服を着ていこう?

特別な”美食”「カントニーズ”燕”ケン タカセ」×
お洒落な”新服” 「バグッタ」のブザムシャツ

美食と新服

中華料理の中でも広東料理=カントニーズは最も知られた調理法。「伝統的な広東料理を追求し、さらに時代に合わせて進化させる、それが私の目指す広東料理の真髄です」。シェフの高瀬健一氏の言葉通り、この”燕”で提供される料理は美しく、食材の取り合わせの妙が楽しめる。

この新しい広東料理をシックな空間で味わうために、こちらもシックに、かつスパイスを効かせたコーディネートで向かう。ここにはインナーにブザムシャツを合わせたジャケパンスタイルで。胸元のフォーマルな味付けをハズシに楽しむ、異種格闘技的なドレスダウンが完成する。

お洒落な”新服”
Bagutta

Baguttaのシャツ デザインシャツの雄による日常を彩る軽快ブザム
SHIRT/バグッタ


フォーマルウェアとしての出自を持つブザムシャツ。バグッタの新作は、ディテールのフォーマル感をよりカジュアルに楽しめるラフな仕上げが特徴。あえて洗いざらしで着れば、品よくドレスダウンするのに好適だ。合わせるのは、茶系のグラデーションが上品なベージュジャケット×ダークブラウンのスラックス。胸元には彩り豊かな広東料理を意識した赤チーフで、温かみのあるエレガンスを加味。シャツ2万6000円(トレメッツォ)

美食と新服 ジャケット4万4000円/サンタニエッロ(ラ ガゼッタ 1987 青山店) チーフ6000円/ステファノ ビジ、パンツ2万7000円/ジェルマーノ(以上バインド ピーアール) メガネ3万5000円/ネイティブサンズ(ザライト) カフリンクス〈スタイリスト私物〉

特別な”美食”
Cantonese En Ken Takase

広東料理の進化を目指すモダン・カントニーズの雄
「カントニーズ”燕”ケン タカセ」料理長 高瀬健一さん

「カントニーズ PROFILE
1965年宮城県生まれ。マンダリンオリエンタル東京で総料理長を務めた後に、”燕”を開店。さらに広東料理を極める「中華タカセ」も銀座に展開。

「世界中の中華料理は進化を続けているのに日本だけは旧態依然としたまま。だからこそ、広東料理の基本を守りつつ日本ならではの進化を目指しています」。広東料理一筋に30年。高瀬氏は、広東料理をより創造的にと考える。「基本は医食同源。ヘルシーな料理を楽しんでほしいですね」。前菜からメインまで、野菜や魚介をふんだんに使った、目にも鮮やかなコースだ。東星ハタの清蒸(チェンヅェン)葱生姜のフィッシュ醤油ソース4200円 他

RESTAURANT DATA
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京ステーションホテルB1 TEL:03-6269-9937 営業時間:11時30分〜15時(L.O. 14時30分)、17時30分〜23時(L.O. 21時) 休:無休




[MEN’S EX 2018年2月号の記事を再構成]
撮影/長尾真志 スタイリスト/村上忠正 ヘアメイク/勝間亮平(masculine)、古川 純、TOYO(bello.) 取材・文/長崎義紹(paragraph)、中河由起恵(paragraph)、中村竜也(paragraph) 取材協力/甘利美緒

※表示価格は税抜き

2024

VOL.341

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