FURLA
フルラの90周年記念クラッチ
家紋職人、波戸場承龍氏とコラボレーション
紋章上繪師三代目として、家紋の魅力を現代に伝えるべく活動する波戸場承龍氏。繊細な紋の魅力が描かれている。
縦17×横25×マチ3cm。4万5000円
日本の伝統文化、家紋をスタッズにて表現
創業者アルド・フルラネットが、1927年にイタリア・ボローニャに第一号店をオープンし、今年で90年。ファミリービジネスを続け、イタリアの物作りの文化や感性を受け継ぎ、現在は世界100ヶ国以上で老若男女に愛されるブランドへと発展してきた。
そんな、歴史と伝統とともにトレンドをも牽引している同ブランドが、90周年記念にデザインに取り入れたのは、なんと家紋。古来家柄や階級を表す重要なシンボルとして代々受け継がれている日本の伝統である。
現役の家紋職人、波戸場承龍氏とコラボし、スタッズで描かれた紋様は「小葵」。花言葉は”信念”であり、力強さと豊かさの象徴とされている。それらは現代の男性が次の時代へ繋いでいくべきものとの、フルラからのメッセージなのかもしれない。
お問い合わせ先
フルラ ジャパン
TEL:0120-951-673
[MEN’S EX 2017年12月号の記事を再構成]
撮影/若林武志 文/内田さやか(編集部)