若き挑戦者の、信念の総手縫い【栁下望都】

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私事で恐縮ですが看護士の妹(25)が優秀で気立てのよいイケメン医者(40)と結婚しまして、兄としてはせめていいシャツくらい着て式に望もうと頼んだのが1月号P74でご紹介した栁下さん。

しかし特集でも取り上げたとおり彼女の服への愛は深すぎて、頼む側も自らのファッションへの真情を問われるような気持ちになりました。スーパーリーバと呼ばれるカルロ・リーバの細番手生地は身体に寄り添う仕立てと相まってもはや着ているのを忘れる心地よさ。

なお栁下さんは今後スーツ作りに本腰を入れるそうで、そちらも「最高の最高」ですので愛ある方はぜひ挑戦を。
むろん僕はオーダー済み。

愛あればこそできるこの雰囲気と仕立て
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話題性や付加価値のためのフルハンドではなく、手縫いの雰囲気やフィット感を信じて黙々と作ることに畏敬の念を覚えます。
とにかく着やすく、つっぱらず、もたつかない。
肌のようなシャツです。

商品データ

マシンメイド以前の古き手縫い製法を研究して作るシャツは、アイロンをかけるといかに立体的かが分かります。価格は生地によりで4万5150円〜ですが現在注文が殺到してるためすぐのオーダーは難しいかも。(サローネ オンダータ

2024

VOL.341

Spring

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