街で、リゾートで。1枚あると実に重宝します【サルトリオ】

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以前も誌面でご紹介したように、僕のクローゼットの中は非常にカラフル。自分で言うのもなんですが、「百貨店もびっくりの多彩なラインナップですね」と言われることがしばしばあります(苦笑)。で、今回は、その中から、昨年ユナイテッドアローズで購入した「サルトリオ」のジャケットをピックアップしました。

この春夏はオレンジ色が流行ると聞いていますが、この発色のよさはリネン混のものならでは。ナポリ仕立て特有の、柔らかで丸みのある肩まわりは品がいいし、マシンメイドとハンドメイドを巧みに使い分けた作りだから、風格も薫る。61歳の僕が着ても無理な若作りになることなく、落ち着いた雰囲気にまとめられるんですね。

そうそう、リネンといえばシワが付きものですが、僕はそれも”味”だと思っています。リゾート地で着れば、そのクタッとした風合いが程よいヌケ感をもたらしてくれるしね。

沖縄やハワイの陽射しにも、きっと映えるんだろうなあ……。まあ、差し当たってはコレを着て、東京でリゾート気分に浸ることにしましょうかね(哀)。


カラフルな装いを制する要は”メリハリ”
k_20130300_02.jpg 色に主張があるアイテムを着るとき、僕はコーディネートのどこかに、落ち着いたポイントを一つ入れるようにしています。今回は、G・T・Aの白いパンツがその役目。くるぶし丈(裾幅は18cmがジャスト)に、素足でスリッポンを合わせて軽快感を出してみました。

ここに注目!

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(1)この裏地ゆえ、脱いでも洒脱

パッと見はワンカラーのシンプルなジャケットだからこそ、こうしたさり気ない遊び心が効果的。脱いで置いてもサマになりますよね。


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(2)混紡が醸し出す絶妙な風合い

独特な発色は、シルクとリネン、カシミアの混紡が成せる業。ハンガーに掛けて休ませれば、また良好なコンディションで着られます。

商品データ

羽織るだけで、今っぽいカジュアルスタイルに クラシコ・イタリアの代表格、キートンが手がけるモダンライン「サルトリオ」。立体的なフォルムと縫製のテクニックはあっぱれです。やや短めの着丈で、芯なし&肩パッドなしの作りだからカジュアルな雰囲気を楽しめる。大人の休日にぴったりの一枚だと思いますね。 ■峰 竜太さん公式ブログ〈http://mineryuta.sblo.jp

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