舞台を選ばずここまで走るとは! ジャガー「I-PACE」を試す Part.2

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サステナ

未来的、特徴的な外観デザインに負けず劣らず先進的な雰囲気を醸し出しているのが、ジャガーI-PACEのインテリアだ。メーターは大画面のディスプレイ内に収められ、ナビゲーションやオーディオ、空調などを操作するインフォテインメントシステムは大型タッチスクリーンに表示される。ジャガーらしいドライバーオリエンテッドのデザインは、高いクオリティも相まって上々の居心地を提供してくれる。

好感触なのは、すべての機能を画面から呼び出すようにせず、小気味良いタッチのハードスイッチにも振り分けているおかげでもある。何でも階層の下に収めるのではなく、直感的に手を伸ばして操作できた方がいい機能もあるのだ。

サステナ

室内空間の広さは、驚きのポイントと言えるだろう。前席左右間には10?もの容量を誇るセンターストレージが用意されているし、キャビンフォワードのフォルムを活かしてフロントシートが前に寄せられた恩恵で、後席レッグルームはXJのロングボディと同等の余裕を実現している。ラゲッジスペースは後席使用時で656?、最大で1453?。全長はほぼXEと同等と考えれば、期待をはるかに超える広さ、容量だと言っていい。しかもフロントのフード下にも27?のスペースが確保されているのである。

さて、では肝心の走りはどんな仕上がりだろうか。高めの着座位置をもつシートに乗り込んでクルマを発進させると、加速の立ち上がりは電気モーターならではの素早さで、AWDということもありホイールスピンさせることもなく速度が乗る。その軽快感は重量を忘れさせるほどだ。しかも単にフラットに大トルクが供給され続けるのではなく、高速域では確かな伸び感も味わわせてくれるから、決して無味乾燥ということは無い。

2024

VOL.341

Spring

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