販売終了間近となったメルセデス Gクラスで、オトコのキャンプ旅@福島へ

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【メルセデス・ベンツ Gクラス × キャンピング】
クルマでいったい何しよう♪ 大人の車会見学

オトコの遊びにはオトコのクルマが似合う。販売終了間近となったGクラスで今月は料理と自然を満喫するためにキャンプの旅へ出かけてみる。広大な敷地を貸し切れるキャンプ場に想いを馳せ、今回は福島の地を目指す。

【メルセデス ベンツ Gクラス × キャンピング】クルマでいったい何しよう♪ 大人の車会見学
ITADAKI3万円、アイアンプレート1万8000円(以上アウトリガー) カーミットチェア ダークブラウン2万6000円(デイトナ・インターナショナル AME Div) ファイヤープルーフポンチョ1万3800円(スワニー販売)



モータージャーナリスト 岡崎五朗さん

モータージャーナリスト
岡崎五朗

本誌お馴染みの自動車評論家。アウトドア経験は少な目だったが、今回のキャンプは満喫した様子。


本物志向の重厚感で目指すは広大な大自然

今月のアクティビティ選びはスムーズにいった。夏の遊びの定番、キャンプで満場一致だったのだ。早速調べてみると近年のアウトドアブームのせいか、グランピングも合わせれば国内のキャンプ場の数はとにかく多い。その中でとても素晴らしい場所を見つけた。福島県須賀川市にある「響きの森」と いう場所だ。広さなんと3000Ⅱ! そこに山小屋、トレーラーハウスがあり、焚き火ももちろんOK。道具も色々貸してもらえることが選んだ理由だ。そして今回はよりキャンプを楽しむため、助っ人を一人頼んだ。ファッション誌などでスタイリストとして活躍する平 健一さんだ。キャンプのスペシャリストでもあり、基本から教えてもらうことにした。

旅の相棒はついにフルモデルチェンジを果たしたGクラス。現行モデルとしては最後の特別仕様車「G 350dヘリテージエディション」だ。”ゲレンデ”の愛称で鉄板人気を誇るGクラスの源流はNATOに制式採用された軍用車。その民生用がGクラスという位置づけだが、中身はほぼミリタリースペック。そんなオーバースペックなクルマづくりが孤高の存在として、40年近くGクラスの人気を支えてきた。実際、Gクラスでオフロードコースを走ったことがあるが、走破性の高さと、岩場でも内装がミシリともいわない強固なボディに驚嘆した覚えがある。鋭い金属音を発するドアを閉めたときのまるで金庫の中にいるかのような安心感やクラシカルな直線基調のデザインも、Gクラスを唯一無二の存在たらしめている理由だ。ただしGクラスのウエイトは2.5トンを超える。サイズに余裕を持たせた最新の立体駐車場でも重量で断られるケースが多いだろう。このあたりにはミリタリースペックの影響を感じるが、今回は重さのネガティブな要素が露呈することはない。

メルセデス ベンツ Gクラス走行シーン

それどころか、高速道路をゆったりと流していても伝わってくるいいモノ感、本物感には改めて感動させられた。新型にどこまでこの味が継承されているか、楽しみでもあり、心配でもある。

そうこうしているうちに250kmあまりをあっさり走破。目的地に到着した。このキャンプ場は通常10人以上で楽しむ場所だが、今回の参加人数は5人。貸し切り状態である。あいにく天気が悪く、時折小雨が降ったりしたが、元々アウトドア目的の格好で来ているのでさほど気にならない。それよりも開放感から我々素人集団はテンションだけがあがり、到着と同時に平さんの指示で働き始める。

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