日本一の老舗シューケアメーカー「コロンブス」の全面協力、Begin & MEN’S EX特別編集で好評発売中の書籍『究極の靴磨き』から、その中身をピックアップしてご紹介する。今回のトピックは「月に一度の集中ケア」、スムースレザー編。その概要をご覧いただこう。
月に1度の靴磨き【磨きのポイント】
スムースレザーの場合
【1】液状クリーナーで汚れを落とす
化粧のノリを良くするためにはクレンジングがおざなりにできないのと一緒。ワックスなどを新たに塗布する際は革をすっぴんの状態に戻してやることが大切だ。磨きに10分掛けるなら、汚れ落としにも10分費やしたい。
【2】乳化性クリームを塗布する
すっぴんの状態になったら、”栄養”補給を。乳化性クリームはすべての基本だ。クロスで塗り込み、豚毛のブラシで余分なクリームを弾く、というのはデフォルトだが、履き込んだ靴は履きジワなどに特に留意する必要がある。
【3】油性クリームを塗布する
洗顔、保湿が終わったら、メインイベントのお化粧をしよう。ここでは乳化性クリームの延長で光沢が出せ、かつ着色もできる『アーティストパレット』の使い方を解説。油性ワックスを使った鏡面磨きは別項で紹介する。
【4】コバやヒール周りをメンテナンス
すでに解説した通り、自分では気づきにくいが思いのほかダメージを受けているのがソールだ。1ヵ月も経てば油分もかなり失われており、放置するとさらなるダメージを招く可能性もある。じっくりとケアしよう。
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関連記事:日本一の老舗シューケアメーカーが直伝する”究極の靴磨き”とは?【書籍『究極の靴磨き』が発売】
―INDEX―
ChapterⅠ 頻度に応じた靴磨き
おろしたての靴磨き/履き終わりの靴磨き/週に1度の靴磨き/月に1度の靴磨き/半年に1度の靴磨き
ChapterⅡ 短時間でできる靴磨き
1分で光らせる/5分でツヤを出す/30分で鏡面磨きを完成させる
ChapterⅢ 上級者向けの磨きを極める
立体感を出す磨きを極める/アンティーク磨きを極める
ChapterⅣ トラブル対策
キズ編/カビ編/塩吹き編/クレーター編/シミ編
ChapterⅤ 磨きがいのある デザイン別 究極の靴カタログ10選
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