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「ブレス銀座」スペシャル座談会開催!
M.E.本誌でもお馴染みのオーダースーツの名店「ブレス銀座」。服地、サイズ、スタイル、縫製のすべてにこだわったオーダーメードスーツのスペシャリティストアだ。創業以来、お客からお客へ、その顧客ネットワークは口コミで広がり続けている。そんな永きにわたる支持の陰には、工業化で標準化された製品ならいくらでもある今の時代だからこその、顧客とのコミュニケーションや細かな気遣いがあった。確かな技術力に裏打ちされたモノの力以上に、顧客をとらえて離さないその魅力とは。3人の顧客のリアルな声を通し、ブレス銀座の魅力の秘密に迫る。
こだわりの中でできたスーツだからこそ、ビジネスでの自信に繋がります
編集部 商社勤務時代は、出張先の英国でもスーツをオーダーなさっていたそうですね。
加藤 スーツといえばやはり英国が発祥の地ですから。ロンドンのケント&カーウェンやサヴィル・ロウなら、ギーブス&ホークス。ひと通りオーダーを経験してきました。
編集部 海外でのオーダー経験も豊富で、生地も触っただけで、目付やクオリティが分かってしまう。そんな目の肥えた加藤さんがブレス銀座に通われている理由は?
加藤 もうかれこれ、15年以上はお世話になっています。いろいろとオーダーを経験していく中で、やはりオーダースーツは、ブランドや生地以前に、自分にとっては、サイズ感が最も大事だということがわかったんです。
編集部 いくら生地やデザインがよくても、身体に合わないスーツは結局、袖を通さなくなってしまいますもんね。
加藤 オーダーって、体型に合わせてフィット感だけを求めると、シルエットが悪くなることが多々あります。全体のバランスを考え、体型を補う塩梅がポイント。その加減がブレスは実に絶妙なんです。この自分に寄り添ってくれている感覚が、何よりブレス銀座に通い続けている理由かもしれませんね。
編集部 最近は、ジャケットなどもオーダーなさっているのだとか。
加藤 ジャケットは、生地の色柄がスーツより豊富で、季節感も楽しめますから。何よりブレスのスーツを着ているだけで、海外でも見劣りせず、会議やプレゼンの時などでも不思議と背中を押されているような自信が湧いてくるんです。私よりもこだわりにこだわり抜いて、オーダー道を極めている方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、私は、サラリーマンに可能な範囲で、ちょっと背伸びしてブレスさんでスタッフの方々にサポートいただき、オーダースーツという道楽を楽しんでいます。そんな気軽さも、ブレス銀座の魅力のひとつかもしれませんね。