外観は灯籠がモチーフって知ってた?〈ザ・ペニンシュラ東京〉の蘊蓄8選

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[蘊蓄STORY]
知って訪れると、ホテルはもっと面白い!

誰もが知る名門ホテルでも、意外と知らないことは多いもの。今回紐解くのは、ザ・ペニンシュラ東京の“蘊蓄STORY”。知れば知るほど、ホテルライフはもっと面白くなるはずだ。

ザ・ペニンシュラ東京[ 東京・有楽町 ]

皇居外苑を望む外観は、灯籠がモチーフ

皇居外苑と日比谷公園の緑を望み、銀座へも徒歩圏という抜群のロケーションに凛と佇む「ザ・ペニンシュラ東京」。

ザ・ペニンシュラ東京の外観

建築家・佐藤和清氏が手掛けた24階建ての外観は、日本の伝統的な“灯籠”をモチーフに設計された。庇や格子、行灯を思わせる意匠に、香港の照明デザイナー、ティノ・クワン氏による柔らかな光が重なり、銀座の玄関口をシンボリックに照らし出す。

ザ・ペニンシュラ東京の外観

そして、恵まれた立地から“本物の和”を世界のラグジュアリーシーンへと発信する舞台でもある。館内には1000点を超えるアートが配され、約9割を日本人作家が手掛けるなど、“ペニンシュラスタンダードと日本文化の融合”を体現。

さらに、伝統のロールス・ロイス送迎やアフタヌーンティー、40時間滞在を可能とするペニンシュラ・タイムなど、温もりに満ちたホスピタリティが隅々にまで息づく。米国「フォーブス・トラベルガイド」で10年連続5つ星を誇るのも頷ける、世界最高峰のクオリティだ。

150年一族経営が続く、アジア最古のホテルカンパニー

1928年、“スエズ以東で最高のホテル”を目指し、旗艦店となる「ザ・ペニンシュラ香港」が開業。このホテルを運営する香港上海ホテルズ社は、名前こそ“ペニンシュラ”と付いていないものの、1868年開業の「香港ホテル」に端を発する、アジア最古のホテルカンパニーだ。

ザ・ペニンシュラ香港とカドゥーリー家

創業以来150年以上にわたり、カドゥーリー家による一族経営を貫いてきた。短期的な利益よりも信頼と品質を重んじ、長期的な視点でホテルブランドを育てる姿勢は、現在も変わらず受け継がれている。

35年かかったホテルも。 立地と一棟建てへのこだわり

ザ・ペニンシュラホテルズが世界にわずか12軒しかないのは、“理想の立地”と“一棟建て”への徹底したこだわりがあるためだ。例えばロンドンの一等地に位置する「ザ・ペニンシュラロンドン」は、会長のマイケル・カドゥーリー卿が35年もの歳月をかけてようやく2023年に開業。既存のビルを買収・解体し、ゼロから理想のホテルを築いたその執念は、創業以来受け継がれる哲学そのものだ。東京も同様に、日比谷パークビルを買収・解体し、2007年に「ザ・ペニンシュラ東京」が誕生した。

立地と一棟建てへのこだわり

特別な時間は送迎から。世界で数台のロールス・ロイスも

ザ・ペニンシュラ東京で過ごす特別な時間は、送迎から始まる。専用車は、計6車種・7台。現行のロールス・ロイス・ファントム・エクステンデッド・ホイールベースを筆頭に、BMW7シリーズ、センチュリー、テスラ、MINIクーパーなど、すべてペニンシュラグリーンに統一されたカスタムメイドの車両を揃えている。特筆すべきは、世界に数台しか現存しない1934年製のロールス・ロイス・ファントムⅡ。ウェディング専用車として、特別な一日を華やかに演出する。

ロールス・ロイス・ファントム

1泊分で最大40時間ステイが叶うペニンシュラ・タイム

チェックインは早朝6時、チェックアウトは翌日22時。1泊の予約で最大40時間、追加料金なしで滞在できるサービスが“ペニンシュラ・タイム”だ(ホテルへ直接予約のみ適用。適用除外日あり)。旅のスタイルに合わせてゆったり過ごせるため、心身の余裕がもてる。真のホスピタリティを象徴する規格外のサービスと言えよう。

1泊分で最大40時間ステイが叶うペニンシュラ・タイム

高級調味料のXO醤はペニンシュラが発祥

中華料理を格上げする高級調味料「XO醤」は、実はザ・ペニンシュラ香港が生みの親。1980年代、食卓に高級コニャック「XO」を置くことが富の象徴だった時代、“調味料のXO”として最高峰の味を追求。それをベースに、日本人ゲスト向けにアレンジした「ヘイフンテラス オリジナルXO醤」はホテルを代表する人気商品のひとつ。

ヘイフンテラス オリジナルXO醤

業界で唯一! IT機器は自社開発で顧客の快適に応える

なんと独自の技術開発部門を社内に擁し、客室内すべてのIT機器を自社開発。ワンタッチで照明やカーテン、室温を自在に操作できる“ベッドサイドコントロールパネル”、冷風が出る“ネイルドライヤー”、照明が落ち、ヒーリングミュージックが流れスパ気分を演出するバスタブ横の“スパボタン”など、すべてが宿泊客の快適性を追求した設計に。それは、人が寛ぐためのテクノロジー。こんなところにも、ザ・ペニンシュラホテルズが目指す真のラグジュアリーが宿っている。

ベッドサイドコントロールパネルとネイルドライヤー"

浮世絵、千本格子、竹オブジェ……1000点超のアートが館内を彩る

館内は、さながら現代の美術館。しかも1000点を超えるアートのうち約9割は日本人作家による作品だ。ロビーのシグネチャーである千本格子や、現代いけばな作家・濱恵泉氏の竹のオブジェなど、“ペニンシュラスタンダードと日本文化の融合”を体現。地下1階には、OZ-尾頭-山口佳祐氏をはじめ、彫師の永井沙絵子氏・安部紗弓氏、摺師の小川信人氏が数ヶ月を費やして手がけた浮世絵シリーズ「ザ・ペニンシュラ東京 浮世絵」も展示。訪れるたびに新たな発見があるアートホテルだ。

ザ・ペニンシュラ東京 浮世絵

ザ・ペニンシュラ東京
東京都千代田区有楽町1丁目8-1
TEL/03-6270-2888
料金/1室2名利用で1泊18万9750円~(税サ込/都宿泊税別)
滞在時間/IN15時、OUT12時

 

[MEN’S EX Winter 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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