BMWがトヨタと共同開発した「Z4」。発売が始まった新型車に試乗した

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BMWがトヨタと共同開発したZ4の発売がついにスタート

美しく高性能というアイディンティティを継承

今年3月に発売された新型BMW Z4に試乗した。

Z4は手頃なサイズの2シーター・オープンスポーツカー。Z3の後を受ける形で2002年に初代がデビューし、2009年に2代目に生まれ変わったものの、これは2016年に生産が終了し、ここ2年間ほどは日本でも新車が手に入らない状態となっていた。

一時的に市場から姿を消していたZ4だが、2012年には新型をトヨタと共同開発するプロジェクトがスタート。トヨタはクーペモデルをスープラとして、BMWはオープンモデルをZ4としてリリースし、このうちZ4がひとあし先に日本上陸を果たした。なお、新型スープラ(正式名称はGRスープラ)も間もなく正式に発売されるが、これを前にして取り扱いディーラーでは3月上旬に注文予約を開始。一部モデルは初年度予定分の予約が埋まるほどの人気だという。

ところで、Z4とスープラ、それぞれどこで生産されるかご存じだろうか? 答えは、オーストリアのマグナシュタイア社。その意味ではZ4とスープラは兄弟モデルに近い関係といって差し支えないだろう。

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