AtoZで斬る! 旬なKEYWORDで徹底解説
新作ウォッチ2026
今、選ぶべきタイムピースとは? 2026年4月に開催された新作エキシビションWatches & Wonders Geneva 2026を軸に同時期に発表された新作から注目作を選び出し、アルファベット順にキーワードを設定して徹底検証。タイムピースの A to Z を読み解く‼
【D】Divers
万人に支持される王道 ダイバーズウォッチ
ダイバーズウォッチは例年より控えめな印象だった中で、出色だったのがグランドセイコーの「USHIO ダイバー 300」。ゼンマイを動力源として輪列で駆動し、水晶振動子とICの制御でクォーツと同等の精度を誇るセイコー独自のスプリングドライブ機構で年差±20秒を2025年初めて実現したキャリバーを、2026年はダイバーズに積んできた。このモデルのみならず、エべラールやロンジンのダイバーズ新作にも小径化、ヴィンテージテイストの流れが‼ 海辺はもちろん、ますます普段使いで活躍しそうだ。
GSが魅せるふたつの海
Grand Seiko(グランドセイコー)
2025年話題を撒いた年差±20秒のスプリングドライブU.F.A. 「キャリバー9RB2」をベースにデイトを排し、パワーリザーブ表示を文字盤側に備えた新しい「キャリバー9RB1」を搭載。グランドセイコーのダイバーズでは最小サイズで、低重心フォルムを実現。文字盤は、型打ちとカラーグラデーションにより、左のブルーダイヤルは広大な海を、右のグリーンダイヤルは澄んだ海の浅瀬の透明感を表現。ブレスレットのクラスプには、微調整機構つきスライドロックエクステンダー方式が導入され、最大で24mmまでの拡張が可能。自動巻きスプリングドライブ。ブライトチタンケース&ブレスレット。ケース径40.8mm。300m空気潜水用防水。各165万円(セイコーウオッチお役様相談室〈グランドセイコー〉)。
初ダイバーのDNAを受け継ぐメッシュブレスの最新モデル
Eberhard(エべラール)
1959年のメゾン初のダイバーズウォッチ「スカフォグラフ100」を着想源とするコレクションの新作。既存の300m防水&43mm径モデルに対し、200m防水にスペックダウンしつつ、使いやすい39mm径にサイズダウン。ヘリウムエスケープバルブも装備。12、3、6、9時位置の三角形インデックスや時分針はオリジナルのデザインを踏襲。やや焼けたニュアンスの蓄光塗料の色合いや、メッシュブレスレットもヴィンテージなニオイを漂わせている。クラスプ部分で長さ調節も可能。自動巻き。SSケース。SSメッシュブレスレット。ケース径39mm。20気圧防水。98万5600円(エべラールジャパン)。
30万円台で買える高級ダイバーズウォッチ
LONGINES(ロンジン)
「ハイドロコンクエスト」が文字盤デザインやプロポーションを一新。直径39mmのほどよいサイズのケースに搭載するのは、非磁性のシリコン製ひげゼンマイの採用などにより信頼性の高いロンジンの独自キャリバーL888.5。フロステッドブルー文字盤はファッショニスタにも響きそうな色調。ヴィンテージ感のあるミラネーゼブレスレットも初採用。アワーマーカーや針にはスーパールミノバが塗布され、暗所での視認性も抜群。自動巻き。SSケース。SSミラネーゼブレスレット。ケース径39mm。30気圧防水。34万3200円(ロンジン)
[MEN’S EX Summer 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み





