アラカルトで気軽に食事が楽しめるザ・キタノホテル東京のビストロノミーレストラン「LʼOrangerie 光庵」の魅力とは?

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アラカルトで気軽に食事が楽しめるザ・キタノホテル東京のビストロノミーレストラン「LʼOrangerie 光庵」の魅力とは?

2019年、東京・平河町に開業した全70室のラグジュアリー・ブティックホテル「ザ・キタノホテル東京」。1964年創業の⽇本初のサービスアパートメントホテル「北野アームス」を前⾝としており、1973年設⽴の「ザ・キタノホテル ニューヨーク」は姉妹ホテルになる。

東京とNYで半世紀にわたり多様なバックグラウンドの顧客の信頼を得てきた「グローバルな⽇本のおもてなし」を軸に、⼩規模だからこそ叶うマニュアルを超えたパーソナルなサービスを⽬指しているのが特徴だ。そして、2023年5⽉、東京のホテルとしては唯⼀ルレ・エ・シャトーへの加盟が認められた。

©Nacasa&Partners

同ホテルに7月にオープンしたのがメインダイニングの「LʼOrangerie 光庵(オランジュリー こうあん)」だ。「旅で疲れたお客様の胃腸も癒やす、⾝体にやさしいフレンチ」をテーマに、夜は基本のコースのほか、アラカルトメニューを用意し、お客様のお腹の具合に応じて調節のしやすい「ビストロノミーレストラン」として展開している。

ビストロノミーは近年注⽬される造語で、ガストロノミーのような質の⾼い料理でありながら、ビストロのような気軽さも兼ね備えた新しい形のレストランだ。ノンアルコールの飲み物や、予約制にはなるがビーガンメニューにも柔軟に対応し、幅広いお客様に楽しんでいただける構成は、まさに「For Comfort 快適さを求めて」をテーマに、お客様の⼼⾝を第⼀に考えるザ・キタノホテル東京を象徴するにふさわしいレストランといえる。

ホテルの東南の⾓に位置する「LʼOrangerie 光庵」は、朝日が明るく差し込む、館内で最も「気の良い」場所。70室のスモールラグジュアリーホテルならではのパーソナルな居⼼地の良さと同様、このレストランもまたかつて貴族の邸宅にあったような、貴重な植物を⼤切に守り育てた「オランジュリー(温室)」のイメージで、⼤切なお客様をお迎えしたいと命名された。そこに⽇本語の「光(ひかり)の庵(いおり)」という⾔葉を組み合わせ、⻄洋と⽇本の架け橋を担ってきたこれまでの歴史を表した、ザ・キタノホテル東京らしいネーミングといえよう。

店内は「光庵」のイメージにふさわしく暖かな⻩⾊を基調に、浅葱⾊が差し⾊となった朝日の似合う明るい空間。ところどころにこだわりのアートを掲げ、ベーゼンドルファー製のピアノから流れる穏やかなBGM、そして個室はシノワズリ⾵の花⿃⾵⽉の壁紙が囲み、まさに温室に招かれたような印象を抱くことができる。個室を含む全46席は朝⾷会場にも使われる。

フランスの⾵景を描いた石踊達哉⽒の⽇本画が印象的な個室は全6席(要予約)

料理⻑を務めるのは、スイス・カンボジアにおいて21年の海外経験を積んだ、フランス農事功労章シュヴァリエ叙勲シェフ・加茂健氏。4⽉にはフランス名店「ラ・ピラミッド」のパトリック・アンリルーシェフの下、本場フランスの空気を感じながら新メニューを考案したという。

「200年以上の歴史を持つフランス・ヴィエンヌの有名レストラン『ラ・ピラミッド』のオーナーシェフ、パトリック・アンリルー⽒のご指導をいただきながら、世界各国よりいらっしゃるお客様に⽇本とフランスが融合した上質な料理をご提供し、お客様にご満⾜いただけるようベストを尽くし⽇々努めてまいります。⻑年取り組んでいる『医⾷同源』、⾃然に⾝体に溶け込んでいくものを意識しながら、お客さまの⼼⾝を癒やすWellness(ウェルネス)なお⾷事、東京唯⼀のルレ・エ・シャトー加盟ホテルとして上質なホスピタリティーを提供いたします」と加茂シェフは語る。

正統なフランス料理の技術を基礎に、イノベーティブなアイデア、そして季節感や⽇本ならではのテロワールを感じさせる⾷材を組み合わせた加茂シェフの料理。朝⾷からディナーまで、オリジナルかつ軽やかなメニューが並び、その日の気分、体調に合わせて、「食べたいものを食べる」という自由な楽しみ方が魅力の「LʼOrangerie 光庵」。歴史が紡いできた上質な空間に包まれて、口福のひと時をご堪能あれ。

朝⾷ (プレートサービス)

ザ・キタノホテル東京にとって、朝⾷こそ、宿泊体験のイメージを⼤きく印象付けるもの、そしてお客様の体調を左右するもの。⾃家製のヨーグルト、スムージー、コンポーテを基本のスターターとして、洋朝⾷・和朝⾷の2種どちらにもつけている。朝⼀番の⾝体に染み渡るような、素材の⼒を感じる朝⾷。何度でも⾷べたくなるような朝⾷を目指している。

洋朝⾷/和朝⾷ 各5,000円

ランチ

ビジネスランチにも最適なラインアップだ。シェフこだわりの素材を⽣かした、季節感あふれるお料理となっており、ノンアルコールのペアリングや、ご予約制でビーガンメニューにも対応している。

・ランチコース4品(⾁ or⿂)6000円
・ランチコース5品(⾁ +⿂)8000円

アミューズブーシュ:きゅうりとライムの冷たいコンソメ/タルトレット パンナコッタオニオン/タップナードを詰めたミニフォカッチャ
⾦⽬鯛とアーティーチョークのプレゼ、パスティス⾵味

ディナー (基本のコース + アラカルト)

「LʼOrangerie 光庵」ならではのアラカルト形式。基本のコースは用意があるものの、軽やかに仕上げているので、アラカルトメニューから好みのものを追加してもよい。また、もちろんアラカルトだけの注⽂も可能だ。その⽇の体調に合わせて食べたいメニューを選ぶという、お客様の気持ちに寄り添った構成だ。ランチと同様、ノンアルコールメニューも充実しており、予約制でビーガンメニューに対応可能。

<コース> 基本のコース(5品) 1万5000円
<アラカルト> 前菜 2500円〜/⿂ 4500円〜/⾁ 4500円〜/デザート 2000円〜
<ペアリング>(3品)6000円~

岩本⽜(岡⼭県)の網焼き、⼭形⽶沢野菜

シェフのスペシャリテ:瀬⼾内塩レモンのリゾット


※掲載のメニューは7月時点のもの

LʼOrangerie 光庵(オランジュリー こうあん)

住所:東京都千代⽥区平河町2-16-15 ザ・キタノホテル東京2F
席数:15卓 46席(個室1室6席含む)
定 休 ⽇:⽇・⽉曜日(⽕曜⽇はランチのみ営業)
営業時間:
朝⾷7:00〜10:00 (L.O.9:30) *ご宿泊ゲストのみ
ランチ 12:00〜15:00(L.O.13:30)
ディナー 18:00〜22:00(L.O.21:00)
予約受付:お電話または予約サイトにて受付
ザ・キタノホテル東京「オランジュリー光庵」
TEL:・オランジュリー光庵:03-6261-1351(レストラン営業時間内)
・ホテル代表:03-3288-0015(24時間)
予約サイト:https://www.tablecheck.com/ja/lorangerie/reserve/

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VOL.342

Autumn

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