ファッションとしてはもちろん、確かな品質も備えた本格眼鏡。鯖江の老舗から世界の有名メゾンまで圧巻の1000本以上の最新フレームを1冊に網羅した『本格眼鏡大全 2024』が発売中。その中身を一部ピックアップしてご紹介する。
Micedraw Tokyo(マイスドロートーキョー)
程良いエッジが掛ける人の表情を引き立てる
マイスドロートーキョーは、オートクチュールアイウェアブランド「サイオス」を手掛けていた塩路智大と五味知江子が立ち上げたブランドだ。“人が掛けることで完成するアイウェア”を標榜し、素顔を生かして掛けられるスタイリッシュなデザインを得意とする。そのデザインはシンプルながら、程良くクセを出した絶妙なフレームラインや色使いが、新鮮な印象を与えてくれるのが特徴だ。
コレクションは、素材やスタイルにより数種類のシリーズに分類されている。たとえば「MF3009」をはじめとしたMFシリーズは、ミニマルなデザインや柔らかな掛け心地など、メタルだからこそ可能になるスタイルをシンプルに表現。個性的なシェイプでも行き過ぎた印象にならないのは、繊細なメタルならではだ。
また、「SF601」などのSFシリーズは、チタンシートのフロントに、しなやかな弾性をもつβチタンテンプルを組み合わせている。軽量ながら適度な存在感があり、アセテート生地とは趣の異なる佇まいが特徴だ。
個性的なデザインはトゥーマッチだけど、普通の眼鏡では飽き足らない。マイスドロートーキョーは、そんな人がデイリーに眼鏡のお洒落を楽しむのに打ってつけのブランドだと言えるだろう。
Micedraw Tokyo(マイスドロートーキョー)
BRAND INFO
創業年/2008年
創業者/塩路智大・五味知江子
現在地/日本
問い合わせ先/マイスドロートーキョー
TEL:0778-43-5836
ブランドの特徴
1. 程良く個性のあるシェイプやカラーリング
2. チタンやβチタンによるしなやかで軽快な掛け心地
3. フレームはすべて鯖江にて製造
さりげなく個性的な眼鏡
ブランド名は、「ネズミが塩を引く」という諺に由来。“眼鏡らしさ”の熟慮が、美しい造形と実用的な価値を創造するという考えから、実践的かつ自然体の眼鏡を提案している。