カラダメンテのプロに聞く
バテずに夏を楽しみ切るための最新インナーケア術とは?
忙しさにかまけてメンテナンスを怠ると多くの40歳オーバーの男性は、加速度的に老ける。そこで、取り返しがつかなくなる前にインナーケアを日々、実践している賢者に取材を行った。彼らが実践していることとは?
来るべき更年期に備え、今、できること
「3年前、食生活を見直して3ヶ月で12kg減量。不要な糖質を減らし、“腸活”のために発酵食品や食物繊維を摂るようにしました」という藤村さん。
その食べ方は単純で、まず3食をなるべく定時に摂り、腹八分目。20時以降は固形物を口にしない、これだけだ。新型コロナでジム通いをやめてしまい、運動はゼロでも簡単に減量できたそう。
「痩せるのが目的ではなく、ただ体調を整えたかったんです。体が軽くなると長年悩んでいた腰痛がなくなり、気分まで安定してきました」と語る。
これは“脳腸相関”というもので、ストレスを感じるとお腹が痛くなったり、腸内細菌のバランスが崩れると脳が不安を感じたり、などの症状が出ることが最近の研究から判明しており、俄然、注目されている。
とはいえ、元来の食いしん坊は健在だそうで「月に数回の会食ではお酒も嗜み、糖質も摂ります。スイーツは大好き。チートデイを設けることがストレスなく続けられる要因ですね」とのこと。外食時にはサプリメントも利用しているそう。
「あと、更年期対策にマザーホルモンと言われるDHEAを10年近く、摂取しています」。これは性ホルモンの源で分泌のピークは20代。その後、急速に減り、40代では約半分になるとか。
女性と違って男性の場合、更年期症状はわかりにくい。そこで中年男性こそ医療機関での検査が必須。気力の低下や免疫力の低下などがあれば、医師に相談するのがお勧めだ。
デリケートな悩みをケアするために
本来は女性特有のデリケートな悩みのために開発されたものだが、男性にも◎。ラクトバチルス乳酸菌の“La -14®”と“HN001™”を100億個配合し、うるおう毎日に欠かせない。シンプリス ザ バランス ネンマク ケア プラス+ 30袋 1万530円(MNC New York)
男性更年期対策には、マザーホルモンを補充
ストレスの緩和や男性更年期の症状の緩和を目的に摂りたいホルモン。体内に蓄積してしまう合成ホルモンとは異なり、タロイモから抽出したピュアな天然成分で作られているので安心。DHEA 25mg 60錠 8640円(衣理クリニック表参道)
腸内環境を整えてスッキリとした日常を
腸内細菌の代謝成分である“HYA”を含有しており、血糖値の上昇を抑え、内臓脂肪を低減とWにアプローチする機能性表示食品。3粒を3回、食事の前に飲む。HYA-50F 180粒 1万2500円(キュメック)
これがあれば、外食する日も安心
“ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン”を配合し、脂肪を消費しやすくするというこちら。食事に含まれる糖や脂肪の吸収を抑えるなど、外食の多いエグゼクティブにうれしい。スタイルアシスト 300mg×45粒×2袋 7560円(メナード)
男性美容研究家
藤村 岳さん
老化は乾燥からという信念の下、内外からのうるおい補給を心がけている。家ではカフェインを含まない “はと麦茶” を愛飲。余計な脂肪を落としたことで、見た目だけでなく心も健やかになった。
※表示価格は税込み