アンビエンテックはいかにしてポータブル照明という市場を開拓したのか?

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Ambientec(アンビエンテック)
ポータブル照明という未知の市場を開拓

FUEGUIA1833の店内にて
左から:久野義憲さん(CEO)、大城健作さん(デザイナー)。ミラノデザインウィークのイベント『scent of light』が行われた香水ブランドFUEGUIA1833の店内にて。ミラノを拠点に活動するデザイナーの大城健作氏とCEOの久野義憲氏。

「東京ビッグサイトの見本市では全く見向きもされませんでした」。水中カメラの照明事業を背景に、ポータブル照明という新たな市場を開拓するアンビエンテックCEOの久野義憲さんはそう語る。

FUEGUIA1833の店内
FUEGUIA1833の店内。
田村奈穂デザイン「TURN」
右手前から、田村奈穂デザイン「TURN」、小関隆一デザイン「Xtal」(2・3 番目)、田村奈穂デザイン「TURN+」(4・5 番目)。

諦めきれなかった久野さんは、ミラノで再挑戦を決意。美しいものは、感性で評価してくれるデザインの都で、糸口を見つけた。「しかるべき所に出して、見つけてもらうことが大事」。その言葉にミラノの本質を見た気がした。

FOTICA
昨年の「エウロルーチェ」で発表された大城健作デザインの「FOTICA」。下を照らすタスク照明、上を照らすアンビエント照明の両方を兼ね備えたハイブリッド照明。

同じくミラノを拠点に、グローバルに活躍するデザイナーの大城健作さんは、アンビエンテックでの初作「FOTICA」を披露。デザイナーとして、世界が注視するデザインの都での評価が世界につながることを誰よりも肌感覚で知っているのだ。

アンビエンテック

URL:https://ambientec.co.jp/
 

一覧はこちら: ミラノデザインウィーク探訪

[MEN’S EX Summer 2024の記事を再構成]

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