「アイヴァン」の眼鏡=目のVANで、原点はヴァン ヂャケットの”着る眼鏡”!

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ファッションとしてはもちろん、確かな品質も備えた本格眼鏡。鯖江の老舗から世界の有名メゾンまで圧巻の1000本以上の最新フレームを1冊に網羅した『本格眼鏡大全 2024』が発売中。その中身を一部ピックアップしてご紹介する。

EYEVAN(アイヴァン)

EYEVAN Dim
品番 Dim(詳しくは下記にて)

日本におけるファッションアイウェアのオリジン

日本で最初の“ファッションアイウェアブランド”であるアイヴァン。設立時は、眼鏡がまだ視力矯正器具としてしか捉えられていなかった時代だ。そうしたなか創業者の山本哲司氏は、当時アイビーファッションブームの頂点にいたヴァンヂャケットと提携。「目(EYE)のVAN」=アイヴァンを立ち上げ、“着る眼鏡”を提唱し、ファッションを軸にしたデザインを展開した。山本氏が世界中から集めたアンティークアイウェアをデザインソースとし、当時のデザインチームが美意識と感性を加え、熟練職人によるハンドメイドで仕立てられたアイウェアは、眼鏡のネガティブなイメージを払拭。アイヴァンは“眼鏡を着替える”という文化を根付かせた立役者なのだ。

1980年代には今でもブランドを代表する名作である、「0505」が誕生。これがオリバーピープルズの創始者、ラリー・レイト氏の目に留まり、アメリカでの展開を開始。数多くの海外セレブがアイヴァンを愛用することとなった。

その後ブランドは一時休止したが、2018年に待望の復活。現在も“着る眼鏡”の名に相応しいデザインを提案していくこと、そして鯖江のクラフツマンシップを尊重したモノ作りを行うという信念は変わらず貫かれている。

EYEVAN(アイヴァン)

 BRAND INFO 
創業年/1972年
創業者/山本哲司
現在地/日本
問い合わせ先/アイヴァン 東京ギャラリー
TEL:03-3409-1972

ブランドの特徴
1. ファッションとしての眼鏡を50年以上前から提案
2. 日本の眼鏡職人の手仕事が可能にする美しい仕上がり
3. 時代感を取り入れた上質なクラシックデザイン

一歩先行くクラシックスタイル

一歩先行くクラシックスタイル

創業時より、TPOに合わせて眼鏡を着替える提案をしてきたアイヴァン。持ち前のクラシカルなスタイルに時代感を取り入れてアップデートし、つねに一歩先行くスタイルを提案している。


2024

VOL.342

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