ファッションとしてはもちろん、確かな品質も備えた本格眼鏡。鯖江の老舗から世界の有名メゾンまで圧巻の1000本以上の最新フレームを1冊に網羅した『本格眼鏡大全 2024』が発売中。その中身を一部ピックアップしてご紹介する。
CLAYTON FRANKLIN(クレイトンフランクリン)
深い知識に裏打ちされた世界基準のモノづくり
クレイトンフランクリンは、鯖江を拠点とする国内メーカーながら、欧米をターゲットとしたモノづくりで高い評価を得るヒエロハウスが1999年に立ち上げたアイウェアブランドだ。当初は欧米を軸に展開していたが、しだいに日本での取り扱いも増え、業界人も支持するブランドとして注目されるようになった。
コンセプトは“古いものが時代を経て新しいモノとして生まれ変わる”。デザインソースは1930年代の英国で確立されたトラディショナルスタイルであり、1930〜40年代に欧米で流行した彫金フレームや、1970年代の威厳あるドイツフレームなどをモチーフとする。そうしたクラシックデザインをベースとしつつも、最先端技術を取り入れた独自テイストの眼鏡を提案し、世界にジャパンクオリティを知らしめた草分け的存在でもある。
そのコレクションはシンプルでエレガントな一方、ディテールの随所にこのブランドならではのこだわりが垣間見える。例えば、古典をベースに独自のアレンジを加えたブリッジの形状や、プラスチックリムの裏にメタルフレームを這わせた融合デザインなど。それらは眼鏡の深い知識に裏打ちされ、素材から細部の作りにまでこだわった日本らしい繊細かつ細やかな職人技といえよう。
CLAYTON FRANKLIN(クレイトンフランクリン)
BRAND INFO
創業年/1999年
創業者/室田亨
現在地/日本
問い合わせ先/ヒエロハウス
TEL:0778-51-5942
ブランドの特徴
1. 欧米に日本の品質を広めたパイオニアブランド
2. クラシックを基調としつつ細部に独自のこだわり
3. 鯖江の高い技術を駆使した繊細で細やかな作風
世界が認めたジャパンブランド
欧米をターゲットとして1999年にスタートした日本の眼鏡ブランド。トラディショナルをベースに独自のエッセンスを加えたデザインにより、国内・海外を問わず高い評価を得ている。