お洒落に見える休日ジャケットが欲しい
A.ヘビーリネンに注目してみよう
春夏の休日とはいえ、大人としてジャケットくらいは着ていたい。そんな人にまず推したいのがリネンジャケットだが、なかでも手に取るべきはしっかりウェイトのあるクラシックリネン!と主張したい。リネンの醍醐味であるシワの美しさは、ヘビーなもののほうが断然優れているからだ。今季は各ブランドからもクラシックリネンの提案が豊富。今こそ買い時だ。
POLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフ ローレン)
クラシカルに着流したいヘリテージ調ジャケット
低く抑えたゴージ、くっきりとしたストライプなどにヘリテージムードが漂うダブルジャケット。ざっくりと厚手なリネンを用いつつ、裏地を省いた大見返し仕立てで軽やかさも叶えている。休日使いするなら前ボタンは留めず、さらりと着流すくらいがちょうどいい。とはいえあまりラフに気崩さず、首元にはドット柄のシルクスカーフをあしらい、あくまでクラシカルに装うと洒脱だ。19万300円(ラルフ ローレン)
ERRICO FORMICOLA × SHIPS(エリコ フォルミコラ × シップス)
エイジングも楽しみな平織りヘビーリネン
幅広のラペルにスポーティな3パッチポケット、軽やかな仕立てがいかにもナポリのカジュアルジャケットという趣。ライトベージュの平織りリネンは着込んだシワの表情も素晴らしく、経年変化の醍醐味も堪能できる。コーディネートはオフ白〜ブラウンのナチュラルカラーで統一すると洒脱な印象に。パンツもリネン混素材を選ぶことで、全身に春夏らしさを呼び込んでいる。10万4500円(シップス 銀座店)
BEAMS F(ビームスF)
美発色で魅せるペトロールブルー
アイルランドの「マギー オブ ドネガル」が手がけたリネンを採用。“ペトロールブルー”とよばれるグリーンがかった青が印象的だ。フル毛芯仕様の本格仕立てながら、ビジネスジャケットとはひと味違う軽快感も備えた一着。白のシャツ&パンツ、ライトグレーのサマーニットでジャケットの色みを爽やかに引き立てつつ、ニットのラインで色を拾い統一感ある装いに。10万3400円(ビームス ハウス 丸の内)
ORAZIO LUCIANO(オラッツィオ ルチアーノ)
素材の表情を引き立てる手仕事の味わい
サルトの手仕事をふんだんに用いたジャケットは、軽快にして品格もたっぷり。微妙に濃淡の違う糸を織り交ぜたベージュのトーンも高級感満点で、夏にもクラシックなエレガンスを存分に楽しめる。ポロシャツやサマーニットを合わせて着流してもいいが、コットンリネンのドレスシャツにシルクニットタイを合わせ、カジュアルタイドアップを楽しむのも粋だ。49万5000円(ストラスブルゴ カスタマーセンター)
合わせる靴はどうしたらいい?
A.茶スエードのブローグ靴で軽快に
秋冬の素材と思われがちなスエードだが、実はリネンジャケットとも相性よし。なかでも明るめのブラウンなら上品かつ軽やかに足元を彩れる。10万2300円/ロイド フットウェア(ビームス ハウス 丸の内)
お問い合わせ先
ラルフ ローレン TEL 0120-327-420
シップス 銀座店 TEL 03-3564-5547
ビームス ハウス 丸の内 TEL 03-5220-8686
ストラスブルゴ カスタマーセンター TEL 0120-383-563
[MEN’S EX Spring 2024の記事を再構成]
※表示価格は税込み。