エル・プリメロの進化系、ゼニスのクロノマスター オリジナル トリプルカレンダーに注目

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ZENITH(ゼニス)のクロノマスター オリジナル トリプルカレンダー

ゼニスのクロノマスター オリジナル トリプルカレンダー

50年越しの夢がかなう!? エル・プリメロが本領発揮

近年、高級機械式時計市場では、リバイバルがブームだ。ゼニスもヴィンテージテイストを巧みに取り入れた新作を次々と世に送り出し、アーカイブの深化を遂げてきた。この「クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー」もその一つ。

本作は復刻というよりも、長年、ゼニスが目指してきた一つのゴール地点のように感じる。搭載するムーブメントはエル・プリメロ3610。

1969年の誕生以来、名機として今なお進化する傑作ムーブメント、エル・プリメロは当初からトリプルカレンダーとムーンフェイズを組み込めるよう設計されていた。

実際に1970年には25本のプロトタイプが誕生しているが、高精度クロノグラフブームもあり、量産化には至らなかった。50数年の時を経て、今回、本作が誕生したのだ。

しかも、1969年に発表された「A386」の設計図に基づいた38㎜というケース径サイズもクラシックな気分を高めてくれる。偉大なる挑戦へのオマージュであり、ゼニスの真価が詰まった一本だ。

ゼニスのクロノマスター オリジナル トリプルカレンダー

バリエーションは上のスレートグレー文字盤含め計3種。通称「パンダ」と呼ばれるシルバーホワイト文字盤にカウンターがブラックのモデル。そして、左のオリーブグリーン文字盤はゼニス直営ブティックおよびオンラインブティックのみの取り扱い。共にブレスレット、ダイヤルと同色のカーフレザーストラップの2種展開。自動巻き。SSケース。径38㎜。いずれもブレスレットモデルは183万7000円、レザーストラップモデルは176万円(ゼニス ブティック銀座)

ゼニスのクロノマスター オリジナル トリプルカレンダー

高精度を追求してきた名機にカレンダー機能を搭載

搭載するムーブメントは最新世代のエル・プリメロをベースに新たに作られた「エル・プリメロ3610」。毎時3万6000 振動(5Hz)、1/10秒計測のクロノグラフ機能に、トリプルカレンダー、ムーンフェイズを搭載。パワーリザーブは約60時間。

[MEN’S EX Spring 2024の記事を再構成]
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