クロノグラフ

いつの時代もダントツの人気を誇る腕時計の定番機能。今年のクロノグラフは、自社製のムーブメントを搭載し、個性を競い合う実力派の新作が数多く登場した。

ROLEX（ロレックス）
コスモグラフ デイトナ

コスモグラフ デイトナの誕生60周年の節目に発表された新作のプラチナモデルは、同コレクション初となるトランスパレントケースバック（シースルーバック）を採用。ややメタリックなアイスブルーダイヤルと、艶やかなブラウンカラーのベゼルの組み合わせが、非常に美しいコントラストを生み出している。自動巻き。ケース径40mm。プラチナケース&ブレスレット。1017万8300円（日本ロレックス）

GRAND SEIKO（グランドセイコー）
エボリューション 9 テンタグラフ SLGC001

ファン待望のグランドセイコー史上初となるメカニカルクロノグラフがついに完成。「毎秒10振動」「3日巻き」「自動巻き」「クロノグラフ」という、新キャリバー9CA5に備わる機能を網羅したそれは「テンタグラフ」と名付けられた。ブルーダイヤルの質感で星々が煌めく夜の岩手山を表現。自動巻き。ケース径43.2mm。ブライトチタンケース&ブレスレット。181万5000円（セイコーウオッチお客様相談室／グランドセイコー）

A. LANGE & SÖHNE（A.ランゲ&ゾーネ）
オデュッセウス・クロノグラフ

同社のスポーツコレクション「オデュッセウス」に新たに追加されたクロノグラフ。クロノグラフをリセットさせるとシルバーの分積算計針は瞬時に帰零。一方、赤い秒積算計針はカウントした時間を記憶しており、その時間分を周回して「0」位置に戻るという画期的な「ダイナミックリセット機能」を搭載している。自動巻き。ケース径42.5mm。SSケース&ブレスレット。価格要問い合わせ（A.ランゲ&ゾーネ）