“5つの異なるバリエーションの時計で装いを楽しむ”
今、使える新作腕時計 3Weeks着回しBook
2023年も魅力的な新作時計が多数登場した。中でも、より今のファッションと相性のいい時計を5つのジャンルから選出し、本誌読者の3週間を想定したコーディネートと合わせてみた。時計は装いを仕上げる最後のピースであることを改めて実感してほしい。
DAY_17〈 wed. 〉
本日は出張。大事な商談をこなし、いまようやく宿泊先のホテルに帰ってきたところだ。ネクタイだけ外して、いざ地方の夜を楽しもう。このシャツはアイボリー色のため、ノータイでも様になるのがいい。腕にはSSとYGのカルティエがあるし、ぶらりと入った小料理屋の小粋な女主人も、「あら、素敵な方ね、どちらからいらしたの?」なんて話しかけてくれるじゃないかと妄想。
【 時計は角型 】
CARTIER(カルティエ)
サントス デュモン
世界初の実用腕時計として1904年に誕生した「サントス」。こちらはルイ・カルティエがデザインしたアール・デコスタイルはそのまま、SS×YGでモダンに仕立てた新作。文字盤&ストラップのグレーも今らしいエレガンスを高める。クォーツ。45.3×31.4mm。18KYG×SSケース。アリゲーターストラップ。91万8500円(カルティエ カスタマー サービスセンター)
【 使用した服は 】
カルーゾ × シップス
ツイードジャケット
かつて定番展開されていたワイドラペルの「AIDA」というモデルを復刻別注。男性的かつクラシックな見た目だが、着心地は軽くアップデート。18万4800円/(シップス 銀座店)
ユナイテッドアローズ
アイボリーの無地ツイルシャツ
合わせやすく、それでいて変化のある胸元演出ができる、アイボリーのドレスシャツ。イージーケア加工と抗菌防臭加工を実施。1万7930円(ユナイテッドアローズ 原宿本店)
ユーゲン
2プリーツトラウザーズ
前からは細身だが、横からはワイドなシルエットで1980年代DCブームの頃のイメージ。ハイウエストで腰まわりをフィットさせるデザインも当時のスタイルだ。4万6200円(イデアス)
[MEN’S EX Winter 2024の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み。