“5つの異なるバリエーションの時計で装いを楽しむ”
今、使える新作腕時計 3Weeks着回しBook
2023年も魅力的な新作時計が多数登場した。中でも、より今のファッションと相性のいい時計を5つのジャンルから選出し、本誌読者の3週間を想定したコーディネートと合わせてみた。時計は装いを仕上げる最後のピースであることを改めて実感してほしい。
DAY_14〈 sun. 〉
知り合いの画家がギャラリーで個展を開くというので銀座へ。ステンカラーにカルティエの合わせは、ちょっぴり芸術家を意識していたりする(笑)。じつは現代アートは苦手だったけれど、じっくり眺めると込められた想いや意図が伝わってくるものだ。この絵なんかとてもいいじゃない。買ってやろうかな。え、100万円!? ムムゥ…。
【 時計は角型 】
CARTIER(カルティエ)
サントス デュモン
世界初の実用腕時計として1904年に誕生した「サントス」。こちらはルイ・カルティエがデザインしたアール・デコスタイルはそのまま、SS×YGでモダンに仕立てた新作。文字盤&ストラップのグレーも今らしいエレガンスを高める。クォーツ。45.3×31.4mm。18KYG×SSケース。アリゲーターストラップ。91万8500円(カルティエ カスタマー サービスセンター)
【 使用した服は 】
アクアスキュータム × ビショップ
バルマカーンコート
1960〜’70年代のステンカラーコートをイメージし、アクアスキュータムのインラインよりもゆったりしたシルエットに。クラブチェックのライナーは着脱可能。16万5000円(ビショップ)
ラングラー
127MW ウエスタンシャツ
デザインと機能が融合された、ロングセラーのカウボーイシャツ。レイヤードから羽織りまでマルチで活躍する名品だ。生地は右綾のデニム。7700円(エドウイン・カスタマーサービス)
ユーゲン
2プリーツトラウザーズ
前からは細身だが、横からはワイドなシルエットで1980年代DCブームの頃のイメージ。ハイウエストで腰まわりをフィットさせるデザインも当時のスタイルだ。4万6200円(イデアス)
[MEN’S EX Winter 2024の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み。