合わせるべきは、服だけじゃない!
時計×靴ふたつのセオリー
服と時計の合わせ方について解説してきたが、靴の合わせも当然重要。そこには、ドレスとカジュアルで異なるふたつのセオリーがある。是非覚えておいてほしい。
ドレススタイルはルールを守って
タイドアップしたスーツやジャケパンにドレスウォッチ。こうしたスタイルの場合、靴はルールを忠実に守るのが基本となる。具体的には、靴と時計のベルトの色を揃えること。靴のデザインについては明確に決まりはないが、やはり内羽根が有力候補だろう。ちなみに、スエードの靴にスエードストラップの時計という具合に素材まで揃えるのは逆に野暮なので注意。
How to style
ブラウンのアリゲーターストラップが装着された3針ドレスウォッチに、同じくブラウンのストレートチップというドレス感の高い手元&足元コーディネート。茶のトーンも極力揃えたほうが統一感のある印象にまとまる。この場合、極端に明るい茶靴は不向きだ。
VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)
トラディショナル・マニュアルワインディング
至高の品格を放つ、ドレス時計のマスターピース
径38mmという現代のドレスウォッチにおける王道のサイズ、7.77mmの薄さが醸し出すエレガンス、そしてピンクゴールドのケースがもたらすほのかな色気。最高峰時計ブランドのひとつに数えられるヴァシュロン・コンスタンタンの美意識が凝縮された不朽の名作だ。手巻き。アリゲーターストラップ。3気圧防水。338万8000円(ヴァシュロン・コンスタンタン)
お問い合わせ先
ヴァシュロン・コンスタンタン TEL 0120-63-1755
[MEN’S EX Summer 2023の記事を再構成]
※表示価格は税込み。