下北沢で叶える「極厚・極反り」のオーダー時計ベルトとは?

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進化するモダン・クラフト
手仕事の新名品

新世代アルチザンの注目作から知られざるマスターピースまで。一流のクラフツマンシップが宿る名品をご紹介。その魅力をじっくり深掘りしよう。



“ウルトラ反(そぅ)る”が叶える、未知なるフィット感

アーネストの[オーダー時計ベルト]

アーネストのオーダー時計ベルト
納期は約3週間~。オーダー参考価格は左2万7500円、中4万4000円、右6万6000円(以上アーネストギャラリー)※時計は編集部員私物

東京・下北沢の「アーネスト」は、唯一無二の個性が輝くオーダー時計ベルト工房だ。その代名詞となるのが「極厚・極反り」仕立て。読んで字のごとく、芯材を仕込んで厚みをもたせた革をS字に湾曲させる独自の仕立てである。代表の金森美典氏によれば、その意図は大きくふたつあるそうだ。

第一に、装着のしやすさ。手首に合わせてストラップを湾曲させることでストラップが浮かず、ぴったりと吸い付くようなフィット感を味わえるのだ。そして第二に、モノとしての存在感。まるで生命が宿っているかのような佇まいをイメージしていると金森氏は言う。

唯一無二の個性が輝くオーダー時計ベルト工房

当然、その製作には卓越した職人技が不可欠。縫製は手縫いだが、単なる高級感の演出ではなく、この特殊な形を実現するためには必然的に手縫いになるのだという。分厚い芯材と革を歪みなく一体化させるのにも高度な手仕事が必須だ。

さらに、素材の使い方も独特。通常は使わないクロコの喉元部分をあえて採用することで、独特な景色を見せる表現(記事上写真中央)などはその代表例だ。クロコベルトは当然1本1本異なる表情をもつわけだが、そのオリジナリティをいっそう引き出す仕立てといえるだろう。

極圧・極反り仕立て

ところでこの極圧・極反り仕立てには、ファンが冗談混じりに呼んだ“ウルトラ反る”という愛称がある。なかなか絶妙なネーミングだが、その型破りな造形は、“最高の時計ストラップを作りたい”という金森氏のソウルそのものなのだ。



[MEN’S EX Spring 2023の記事を再構成]
※表示価格は税込み。

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