
革靴ならではの上品な顔立ちと、スリッポンのような着脱の利便性を兼備するのがサイドゴアブーツの魅力。重厚さがありながらも、スマートでエレガントな足元を演出できことから、秋冬の装いの定番靴として愛用している読者諸兄も多いはず。最近は、トウやソールにボリュームのあるデザインも人気だが、ミドル世代がオン・オフ兼用するなら、やはりシャープなデザインの一足に限る。
しかも、どんな着こなしにもマッチしてくれて、シーンを選ばず履くことができるのが黒のスムースレザー。特に今冬は、サイドゴアブーツを取り入れたコーディネート提案も多く、主力アイテムとして多くの靴ブランドが展開している。アンダー10万円からバリエーション豊富に揃うこの冬こそ、実は、サイドゴアブーツの買い時!
ジョンロブ
【ロウリー】

往年の名作チェルシーブーツの品格を受け継ぐ、サイドゴアブーツ。ラストは定番の8695を使用しており、トウからヒールまで流れるような美しいラインのアーモンドトウが特徴に。グッドイヤーウェルト製法ながら、しなやかなシングルレザーソールが柔らかくて快適な履き心地を約束してくれる。
トッズ
【サイドゴア アンクルブーツ】

ドライビングシューズ『ゴンミーニ』でもお馴染みの、ラバーペブルをエンボス加工したラバーアウトソールが装着されたサイドゴアブーツ。ダブルステッチによる重厚なコバの程よいボリューム感が、足元のアクセントに。指をひっかけるためのつまみが、レザー製で大きく設計されているので、脱ぎ履きがしやすい。ホットスタンプのモノグラムロゴが、履き口からチラリとのぞく。
パラブーツ
【シャンフォート】

光沢のあるカーフレザーが魅力のサイドゴアブーツ。しっかりとした厚みあるアッパーに、ドレス・ビジネスライン用に開発されたラバーソールのギャラクシーソールを採用。土踏まず部分は薄め、フロントに向かって適度に厚みを増すことで、返りの良さや弾力性をもたらしてくれる。ノルヴェイジャン製法により、水の侵入を防いでくれる。
ジェイエムウエストン
【サイドゴアブーツ ♯705】

上質なボックスカーフを贅沢に使用したサイドゴアブーツ。緻密に計算されたパターンでカッティングされたレザーを、コバステッチを排したシングルピースで仕立てられている。優れたグリップ性とドレッシーさを兼ね揃えたモノグラムラバーのアウトソールが、あらゆるシーンで足元を快適に支える。無駄のないフォルムの美しいブレイク製法による一足。
クロケット&ジョーンズ
【チェルシー12】

程よくリラックスした表情のシボ革のアッパーが魅力のサイドゴアブーツ。適度にボリュームのあるラスト『335』をベースに、踵部分のホールド感をよりアップさせた『378』ラストが採用されたオーソドックスなフォルムが人気の理由だ。アウトソールは、グリップ性に優れながらもスマートさも兼ね備えるダイナイトスタッド・ソール。
※表示価格は税込み