写真家・田原桂一氏の回顧展を虎ノ門で開催中

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写真家・田原桂一氏の回顧展を虎ノ門で開催中

光を追い求めた写真家、田原桂一。1951年に京都に生まれ、1971年に渡仏。日本では感じたことのなかった、ヨーロッパの刺すような鋭い光に衝撃を受け、写真家としてのキャリアをスタートさせた。以来、2006年までパリを拠点とし、フランス政府からのプロジェクトをはじめ、光をテーマに写真、彫刻、インスタレーション、建築と幅広いジャンルで活躍した。

今回、虎ノ門にオープンした「VLC Gallery by AKIO NAGASAWA」にて、約1年にわたり田原氏の作品が展示される。4回に分けられた会期のうち、10月からスタートしている第1期目に展示されるのは彼の代表作「窓」シリーズ。

写真家・田原桂一氏の回顧展
『Fenêtre #35, Appartment rue Saint Séverin 75005 Paris』(1973〜1982年) ©︎Keiichi Tahara, Courtesy of Akio Nagasawa Gallery

「窓」は1974年から1981年までのパリのカルチェラタンの屋根裏部屋、プラス・ド・イタリー、そしてサンマンデの3カ所の自宅アパルトマンの窓を撮り続けたもの。渡仏して間もない時期、そして20代前半という感受性豊かな壮年期に、自宅の窓の外に見えるパリの風景を切り取った作品。

「窓の外に広がる⾵景から窓ガラス、室内へと視線は移ろい、その日その日の気分や感情を視線に投影し、フィルムに感光させ印画紙に焼き付けた」という。窓枠のシルエットや切り取られた一瞬の光が放つ力強い陰影。窓に映り込んだ水滴やほこりですら、モノクロの世界の中で独特のアクセントとなって見るものの視覚に訴えかけてくる。

1977にアルル国際フェスティバル大賞を受賞した「窓」シリーズ。今回、ギャラリーに展示されるのはそのオリジナル作品だ。第1期は2023年1月31日(火)までを予定。50年前、若き日本人写真家の心をつかんだ何気ないパリの日常と光。今なお、その余韻は、はっきりとした陰影となって、我々の目の前に映し出されている。

VLC Gallery by AKIO NAGASAWA(東京都)

住所:東京都港区虎ノ門4丁目1-40 江戸見坂森ビル 1F
TEL:03-6264-3670
Mail:info@akionagasawa.com
※ギャラリースタッフは常駐していないため、電話かメールでお問い合わせください。
開廊時間:10時〜18時
休廊日:土日、祝日
https://vlcgallery.com/jp/

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