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グランドセイコーの新たなリーディングコレクションとして2020年に誕生した「エボリューション9 コレクション」。堂々としつつも、ディテールの隅々から日本の繊細な美意識が感じられるデザインは、まさしくグランドセイコーの新境地と呼ぶにふさわしく、早くも世界中で大好評を博している。もちろんその研ぎ澄まされたデザインは、エグゼクティブの装いの格上げにも好適。正統派のクラシックなスーツから機能素材を用いた流行りのセットアップ、さらにオフの日のくつろいだスタイルにまで馴染み、どの場合もしっかり大人の品と格を見せつけるポイントになる。同コレクションを代表する3つのモデルを取り上げ、魅力を改めて紹介したい。
エボリューション9 コレクションとは
グランドセイコー誕生60周年の節目となる2020年に生まれたコレクション。1967年の「44GS」で確立した“セイコースタイル”を継承しつつ、真に良い腕時計を目指して考えられた新たなデザイン文法、“エボリューション9スタイル”を採用する。グランドセイコーのデザインの真髄である審美性、視認性、装着性を一層進化させており、光と陰のコントラストや、その中間の多様なグラデーションを愛でる日本的美意識も巧みに反映されている。
SLGH005
権威ある賞にも輝いた美しきスタンダード
「エボリューション9 コレクション」の人気を牽引する存在がこちらの「SLGH005」だ。丹念にザラツ研磨されたケースに、壮麗な白樺林をモチーフとする型打ち模様のダイヤルをセット。シースルーバックから観賞できる薄型のキャリバー9SA5は、毎時3万6000振動のハイビートながら、最大80時間駆動を達成する。2021年度ジュネーブ時計グランプリにてメンズウオッチ部門賞に輝いたことも大きな話題となった、まさに新傑作だ。
自動巻き(手巻き付き)。日常生活用強化防水(10気圧)。径40㎜。SSケース&ブレスレット。104万5000円
グランドセイコーの機械式モデルの製造拠点「グランドセイコースタジオ 雫石」のある岩手県には、日本有数の白樺の群生地、平庭高原がある。「SLGH005」のダイヤルは、その壮麗な白樺林の情景を、ダイナミックな型打ち模様と繊細なカラーリングで表現している。
ケースやブレスレットのエッジ部分はザラツ研磨により歪みなく平滑に磨かれた鏡面仕上げとし、“闇の黒”と“光の白”を表現。一方、全体的にマットなヘアライン仕上げを多用し、光と陰の中間にある“ほの明るさとほの暗さ”も表現した。光の移ろいにより印象を変える、日本的な美意識と呼応する仕上げだ。