日本橋三越が提案する「今季的なVゾーン」ランキング
MEN’S EXの長寿連載「365日Vゾーン」の特別編としてお送りした“日本橋三越に聞く今季的なVゾーン”企画。その中から読者の反響がよかった順にご紹介する。ぜひ今季の注目アイテムを復習し、お買い物の参考にしてほしい。
1位
脱「若作りおじさん」のヒントはここにある。
ミドルエイジにとって、ウィークエンドに着るべきは、リラックス感のあるシャツジャケット。ただ、ペラペラな生地のものだと、若者を意識した「若作りおじさん」に成りかねない…。写真のようなカントリーテイストを感じるウールにネップ感ある生地ならば、大人のくつろぎあるスタイルに。インナーは、カットソーではなく、鮮やかなブルーのシャツを合わせることで品良くまとまるのだ。
〈Keyitem〉大坪シャツのシャツジャケット
ファッションレジェンドとして知られる大坪洋平さんが展開する「大坪シャツ」。日本製の丁寧な作りはもちろんのこと、ヴィンテージに精通した大坪氏ならではのディテールで独特な雰囲気を醸す。ちなみに、展示会で拝見したM.E.ファッション班は感動のあまり「お〜〜」「へ〜〜」というため息が漏れたもの。
2位
おしゃれに快適にデスクワークするなら、脱げるカットソーがいい
オフィスワークに集中したい日には、きちんと見えのジャケットと動きやすいカットソーの合わせが最適だ。とはいえ、ミドルエイジの読者諸兄にはカットソーでオフィスにいるのは抵抗があるという方も。そんなときに、意外にも効果的なのが黒を選ぶということ。それによりぐっとドレッシーに見えるのだ。写真のように、首元にシルクのスカーフを垂らせば、品格ある大人の装いに。
〈Keyitem〉サルトリアイプシロンのジャージースーツ
絞りの効いたフレッシュな印象のスーツは、実はストレッチの効いた快適な着心地。その分、ヘリンボーン柄の生地をチョイスして、クラシックに振っているところが気の利いたところだ。
3位
フレンチに装う休日のエレガントスタイル
ハードワークしたウィークデーの勢いそのままに、アートチャージに出かける土曜日。いつもの週末コーデもいいが、せっかくならおしゃれして出かけたい。そんなときには、目を引くほど美しいジャケットを主役にコーデを考えるのも一手。まるでスエードの質感がリッチな雰囲気がぷんぷんのジャケット。そこに合わすのは、品のあるニットにシルクを一巻き。ワンランク上の大人の休日コーデが完成する。
〈Keyitem〉チフォネリのジャケット
フランス・パリのテーラーとして名高いチフォネリ。細身のフィッシュマウスラペルに、構築的ながら丸みのある肩周りは、唯一無二のスタイルだ。写真は、サファリジャケット調のフラップパッチポケットが休日のパンツとのバランスをとってくれる。