オフィスワークが基本の方にとって、ますます緩くなるドレスコードは悩みのタネではないだろうか。そこでスーツやジャケットが必須ではない今、ちょうどいい仕事服をイセタンメンズが提案。商談や会議、プレゼン向きの端正なスタイルと、内勤向きの節度あるビジネスカジュアルを紹介する。清潔感と好感度を併せ持つ、最旬のビジネススタイルをぜひご参考に。

イセタンメンズ 1週間コーデチャレンジ！【月曜／Monday】
スーツ迷子はまずは定番グレーを一着アップデート

会議から始まる月曜日はスーツで出社。定番のグレースーツも秋冬向き素材にアップデートすれば、装いの鮮度と季節感を高めることができる。こちらのグレースーツは、リラクシングな形ながらドレッシーな生地使いが新鮮。イタリアブランドで増えているフランス的なチェックシャツもトレンド感が加速する。靴と鞄は黒レザーでまとめ、礼節を保ったお洒落を意識した。

着回しコーデのキーアイテム解説

【Key Item】
タリアトーレのグレースーツ

タリアトーレ、ヴィターレ・バルベリス・カノニコ（VBC）社、三越伊勢丹によるトリプルコラボモデル。素材はVBC社を代表するスーパー150’sの原毛を使用した「リヴェンジ」で、美しい光沢と張りが特徴。シーズンレスで着用できるのも嬉しい。軽快なジャケットと適度なゆとりのある1プリーツパンツは、細すぎない絶妙なバランスが今を体現している。

バルバのチェックシャツ

優しげなパープルチェックがフレンチテイスト。とはいえ、淡色で柄行きが目立ちすぎないのでコーディネートは難しくない。ここではトーンが似ているブルーの小紋タイをコーディネートして調和を図った。

エドワード グリーンのストレートチップシューズ

内羽根のストレートチップシューズは、奇を衒わないオーセンティックな表情で、ビジネスからフォーマルまで幅広く活躍。上質でシンプルな靴は、大人の嗜みとして揃えておきたい。

撮影＝若林武志　スタイリング＝宮崎 司　文＝間中美希子