【日夜連載】銀幕スターに学ぶ「ニュートラディショナル スタイル」

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Style of Cinema Stars
アメリカントラディショナルを築いた銀幕スターのスタイル図鑑

【日夜連載】銀幕スターに学ぶ「ニュートラディショナル スタイル」

アメリカントラッドを語る際にあげられる映画スターの装いも、よく見ると複数のスタイルがある。映画に造詣が深いトラッドスタイルのレジェンドにその違いを伺った。


Style 3
NEW TRADITIONAL(ニュートラディショナル スタイル)

ラルフ ローレンが火付け役に

1970年代のラルフ ローレンの爆発的ブームにより生まれた’40年代以前の英国調アメリカスタイルにインスパイアされたスタイル。当時ラルフ ローレンが展開した太幅のネクタイが大ヒットしたのに合わせて、ラペル幅やパンツシルエットなどもやや太めになり、’60年代に流行したアイビースタイルから英国的なディテールやシルエットへと変化した。



Clinton Eastwood(クリント・イーストウッド)

エルボーパッチにも注目(クリント・イーストウッド)
Cinema『ダーティハリー』(1971)

エルボーパッチにも注目
’70年~’80年の頃のアメリカンらしいクリント・イーストウッドのルック。エルボーパッチのついているカジュアルなツイードジャケットを都会的に着こなした見本だと慶伊さんもイチオシだ。



Robert Redford(ロバート・レッドフォード)

コーデュロイスーツが味わい深い(ロバート・レッドフォード)
Cinema『大統領の陰謀』(1976)

コーデュロイスーツが味わい深い
マロン色のコーデュロイスーツやジャケットを、フランクに都会的に着こなしている。ラペル幅やネクタイは太めで、まさに、ニュートラディショナル的なスタイルと言えるだろう。



Woody Allen(ウディ・アレン)

ニューヨーカーの飾らないお洒落(ウディ・アレン)
Cinema『アニー・ホール』(1977)

ニューヨーカーの飾らないお洒落
英国調のツイーディなジャケットを飾らずにフランクに着こなしている。たっぷりとしたチノパンやチェックシャツでジャケットをカジュアルダウンし、インナーに落ち着いた色のカラーTシャツを合わせるのが独自のスタイルだ。



慶伊道彦さん

Kay Standard Style
慶伊道彦さん

 Profile 
アイビースタイルや映画に精通し、YouTubeチャンネル「Kay Standard Style Tokyo」で映画やカルチャー、ファッションを解説。




[MEN’S EX Summer 2022の記事を再構成]

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