
食通として知られる北大路魯山人に由来し、ザ・キャピトルホテル 東急に店を構える中国料理の名店「星ヶ岡」。これまでも日本の様々な県とのコラボレーションフェアを行ってきたが、今回、満を持して、海の幸、山の幸に恵まれた食材の宝庫、北海道とのコラボレーション「北海道食材フェア」がスタートした。
今回のフェア開催にあたっては、「星ヶ岡」の料理長である山橋孝之さんが北海道へ足を運び、様々な生産者との交流を通じて出会った食材を「星ヶ岡」伝統の味にのっとった中国料理に仕上げた。


「北海道には情熱を持った素晴らしい生産者さんたちがたくさんいらっしゃいます。その方々の思いを料理という形で表現し、ぜひ皆さまにも感動を体験していただきたいです」と語る山橋料理長。例えば、牛一頭一頭に真剣に向き合い、良質な環境で育てられた長沼ファームの「馬追(まおい)和牛」、アスパラガスを飼料に取り入れた「西川農場の「アスパラひつじ」、開拓100年以上の歴史を持つたけなかファームの「リーキ(ポロねぎ)」、そして、日本海、太平洋、オホーツク海で取れた鮮度抜群の魚介など、えりすぐりの食材を使用した料理がメニューに並ぶ。

直接、生産者から話を聞いたことで、料理のアイデアも広がったという山橋料理長。食欲が湧くように胃を整えるべく、一品目にはたけなかファームの「リーキ」と豆乳クリームを使ったポタージュを。こちらも、「リーキ」本来の味わいが楽しめるよう、たけなかファームの竹中さんと話す中で、生まれたひとしなだ。

北海道の広大な大地、広い海、そして生産者の熱い思いを形にした特別なコースは、北海道の魅力を余すところなく伝えてくれるものだ。8月からはコースの内容が変わり、ズワイガニや毛ガニ、花咲ガニといった「蟹」をふんだんに使った料理がコースに並ぶ。7月とはまた異なるラインナップで、こちらも楽しみだ。
「星ヶ岡」の北海道食材フェアの詳細は こちら