春夏ジャケットの定番素材「リネン」の魅力とは?

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今、一番使える【ジャケット選び】大研究
春ジャケ定番素材
その魅力を改めて考える「春ジャケの定番素材」

俳句に季語が必要なように、装いには“季節の素材”が不可欠だ。袖を通して、新しい季節の訪れを感じる。当たり前すぎて忘れがちな基本に今一度、立ち返ってみよう。定番素材の本質的魅力を再認識できるはずだ。



LINEN(リネン)

BOGLIOLI(ボリオリ)

着こむほどカッコいい“くったり感”
光に当たってこそ映えるシワ感

 
ネイビーのリネンジャケット(ボリオリ)
ニット2万9700円/ジョン スメドレー(ビームス 六本木ヒルズ) パンツ3万5200円/ベルウィッチ(アマンオンラインストア)

陽光に照らされて浮かぶほのかな光沢。シワすら愛おしい風合い。歳月を経るほど深まる味わい。まるで生命が宿っているかのように豊かな表情を見せるリネンは、春夏を象徴する素材だ。くったりと着古した上等なリネンジャケットからは、筆舌に尽くし難い洒脱が薫る。製品染めによってその佇まいを再現したボリオリの一着は、無造作に羽織るだけで粋を呼び込める逸品だ。12万1000円(ビームス 六本木ヒルズ)

(ボリオリ)COORDINATE DATA


[MEN’S EX Spring 2022の記事を再構成]
※表示価格は税込み

2024

VOL.342

Autumn

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