今、一番使える【ジャケット選び】大研究
DUSTY PASTEL Knit
[左上]GRAN SASSO(グランサッソ)
近年、継続的に人気を集めているカラフルニットだが、毎年旬の色みが微妙に変化している。この春夏はくすみ感のあるダスティパステルカラーに注目だ。こちらは絶妙なパープルに加え、カットソーのような裾でカジュアルに着られるのも魅力。素材はコットン100%だ。2万3100円(エスディーアイ)
[右下]SLOANE(スローン)
ネイビーや黒など、ダークトーンの差し色使いに便利なエメラルドグリーンニット。カシミア70%+シルク30%のラグジュアリーなハイゲージで、絶品の滑らかさと華やかな光沢を楽しめる。ドレープの美しさも格別だ。薄手でサラリとした肌触りのため、夏場まで着られる一枚。4万7300円(スローン)
ON STYLE
TAGLIATORE(タリアトーレ)
モノトーンに差せばビジネスにも活用可能
一見敷居が高そうに見えるダスティパステルカラーだが、定番服の差し色として取り入れると意外なほど合わせやすい。このニット自体はカジュアル寄りなアイテムだが、黒ジャケット&グレースラックスのモノトーンコーディネートにプラスすることでビジネスらしく装える。インナーに主張があるため、それ以外は極力シンプルに徹してゴチャゴチャ感を回避するよう努めるのがコーディネート成功の秘訣。チーフやスカーフといったアクセサリー類も不要だ。
OFF STYLE
TAGLIATORE(タリアトーレ)
カジュアルスタイルもシンプルにまとめるのがコツ
上の[ON STYLE]とは対照的に、グレイッシュなベージュジャケットとホワイトデニムを合わせて淡色基調でコーディネート。優雅な軽快さを演出してオフらしくまとめているが、ここでも余計な小物は一切用いず、ジャケットとパンツも無彩色に近いものを選んでいるのがポイント。ちなみにジャケットはシアサッカーで、シンプルでものっぺりした雰囲気に見えないよう素材感を工夫している。足元はローファーやレザーサンダルなど合わせて、重く見えないようにまとめるとよい。
[MEN’S EX Spring 2022の記事を再構成]
※表示価格は税込み