ライカのライカWatch「ライカL2」
時を止めるその一瞬に想いを込めて
シャッターを切る瞬間というのは不思議とドキドキする。今この時を逃してはならないという緊張感であったり、目の前の景色を永遠の記憶に残しておきたいという感動であったり……。“時を止めて、一瞬を切り撮る”感覚は、ライカが作り出した時計「ライカWatch」にも感じられた。
通常、リューズを引き出すと時計は止まるが、本作では、リューズを押すと止まる設計に。リューズを押して、カシャっと秒針がゼロ位置に戻るまで、ほんの一瞬、間があるのが、どことなくカメラのシャッターを切る感覚に近い。
特許取得済みのこのユニークな機構をはじめ、カメラのフロントレンズを想起させるドーム型の風防、リューズのローレット加工など随所にライカらしさが表れている。こうしたこだわりは、ライカの製品デザインに長年携わってきたベルリン芸術大学のアヒム・ハイネ教授によるもの。ドイツのモノ造り、時計造りに範を置きながら、ライカが新たなる挑戦の時を刻む。
LEICA(ライカ)
質実剛健なドイツの職人技術が光る高い完成度
黒、赤、白という“ライカカラー”を取り入れたデザイン。リューズを押すとダイヤルのステータス表示が白から赤へと変わり、時計が止まり、秒針がゼロ位置に戻るセコンドリセット機能を搭載。4時位置に昼夜表示、8-9時位置にパワーリザーブ表示を配置。
独自設計のムーブメント。パワーリザーブは約60時間。
ドイツのレーマン・プレシジョン社と提携し開発、製造をドイツ国内で行う。
お問い合わせ先
ライカ銀座店 TEL 03-6215-7070
[MEN’S EX Spring 2022の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み