オリエンタルの「MAYFAIR(メイフェア)」
オンオフ万能なモンクスリッポン
ドレスな表情ながらリラックスした履き心地に
艶やかな光沢のアッパーには欧州から仕入れたハイグレードなボックスカーフを使用し、定番『7965』ラストをベースに、タイトフィッティングに設計。ライニングには柔らかい鹿革を使用することで、履きやすさを叶えている。6万6000円(オリエンタルシューズ)
橋本 寒さも緩み、春を意識した足元のお洒落を愉しみたくなってきたね。
樗澤 ええ、暖かくなるこれからの季節、大人の装いにぴったりの一足といえば、軽快なローファーでしょう。
橋本 確かに。でも、いわゆるトラッド顔のローファーは、既にワードローブに揃っている方も多いと思うけど。
樗澤 だろうと思いまして、スタイリッシュでありながら、きっちりと品格を感じさせる変化球を見つけてきました。
橋本 あれっ、これはストラップ付きのスリッポンじゃない。
樗澤 はい。ブラックカーフを使用し、アッパーからソールまでオールブラックの中に、ストラップのメタルバックルがエレガントな表情を添えています。
橋本 なるほど、新鮮だね。日常使いはもちろん、セレモニーなどのフォーマルなシーンにも通用する品格あるデザインに仕上がっているね。
樗澤 オリエンタルの得意なスリッポンスタイルですし、新ラスト『7950』を使用した新作なんですよ。
橋本 クラシックなスクエアトウの木型に、モダンなアッパーデザインを乗せて、幅広いスタイリングにマッチすることを狙った一足というわけだね。
樗澤 ドレスな表情もあり、寛ぎ感もあって、装いに華を添えてくれます。
話したのはこの2人
橋本慎司(ファッション担当)
ジャケパンの装いが多いため、普段はコインローファーを履いているが、スーツにも合う大人顔のスリッポンを探し中。
樗澤広樹(ファッション担当)
週7で革靴を着用中。ただ、ベルジャンシューズ一辺倒なので、休日にも履ける革靴を探している、27歳。
Brand HistoryORIENTAL(オリエンタル)
1947年に創業し、奈良県大和郡山市に本社と工場を構える。自社工場にてグッドイヤーウェルト、ステッチダウンなどの製法を駆使し、履き心地の良いエレガントな靴を展開。
お問い合わせ先
オリエンタルシューズ TEL 0743-55-1113
[MEN’S EX Spring 2022の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み