フレデリック・コンスタントの「クラシック カレ」が支持され続ける理由とは

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フレデリック・コンスタントのクラシック カレが支持され続ける理由とは

この春、新たなる一歩を踏み出す方も多いだろう。新しい環境、新しい仕事、新しい出会い――。人と直接会うことに対して、いまだ制約があるからこそ、対面の機会は貴重だ。ゆえに、TPOに合わせた装い、自分自身の個性の発信はますます重要となってくる。

装いにおける個性の演出として、カギを握るのは手元の時計選び。今回は、クラシックという個性をテーマにスイスが誇る良心時計、フレデリック・コンスタントに注目してみた。

フレデリック・コンスタント 2022 クラシック カレ
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あえて“クラシック”を手元にまとう楽しみ

「手の届くラグジュアリー」をコンセプトに掲げるフレデリック・コンスタント。スイス・ジュネーブに本拠を構え、1988年の創業以来、多くの方へ、“スイス製の高品質な時計を求めやすい価格で届ける”という理念で時計を作り続けている。2004年には自社開発ムーブメントを発表し、マニュファクチュール化を実現した。

時計左:FC-310SKT4S36  時計右:FC-315MWR4C26
時計左:FC-310SKT4S36は自動巻き。ケース径33.3×30.4㎜。ケース厚9.71㎜。3気圧防水。SSケース。カーフレザーストラップ。日本限定。23万9800円。
時計右:FC-315MWR4C26は自動巻き。ケース径38.7×30.7㎜。ケース厚10.2㎜、3気圧防水。SSケース。カーフレザーストラップ。日本限定。21万4500円。

その魅力の一つがデザイン性だ。腕時計のフォルムとしてはクラシカルな角型を採用した「クラシック カレ」は他の時計とは一線を画す、独自の存在感を放つ。手元の装いで自身のこだわりと個性を演出したい方にふさわしい一本だ。

腕時計のルーツに通じる角型ながら、若干丸みを帯びたケースデザインが柔らかな印象を醸し出す。加えて、外装やムーブメントの美しい仕上げ、ローマンインデックスやレイルウェイなどの古典的なダイヤルデザインが、一層クラシカルな雰囲気を高めており、大人の品格をも醸し出してくれる。

クラシック カレ

なにより見逃せないのは、文字盤の12時位置をくりぬき、中のムーブメントを見せるハートビート機構。機械式時計の精緻なつくり、そしてムーブメントの鼓動を手元で視覚的にも楽しめ、フレデリック・コンスタントというブランドの代名詞にもなっている。

「クラシック カレ」には、フルスケルトンモデルもある。こちらはローマン数字の周囲をくりぬいて、その形状を活かしつつ、全体をスケルトンにした遊び心あふれるユニークさが特徴的だ。クラシックに範を置きながらもアバンギャルドさも漂わせる、大人としての余裕や攻めの姿勢を手元で表現できるだろう。

いずれも、スイスの時計職人が一つ一つ手作業で作り上げているにもかかわらず、20万円台という非常に良心的な価格も、フレデリック・コンスタントの特筆すべき点だ。機械式時計の世界に足を踏み入れてみたいと思っている方も、また機械式時計を日常的に使いたいと思っている愛好家にも優しい価格といえよう。

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