高い防水性能や堅牢性によりアウトドアやスポーツでの活躍はもちろん、ファッションアイテムとしても人気のダイバーズウォッチ。そんなダイバーズのバイヤーズガイド『超本格ダイバーズウォッチ大全』から、その中身をピックアップしてご紹介。
どんなスタイリングにもマッチする
「小振り」ダイバーズ
ダイビングはもちろん、タウンユースにもふさわしい小さめのエレガントダイバーズを使いこなそう。
本格仕様をコンパクトにした使い勝手のいい上品な小振り
スポーティウォッチの代表格であるダイバーズは、ケース径が42mmを超えた比較的大型のモデルが多い。回転ベゼルの搭載や、視認性を高めるために、文字盤スペースを大きく取ることも要因となるだろう。そもそもスポーティなビッグサイズがダイバーズの魅力でもあるのだ。しかしながら、本来ダイバーのために開発されたこのモデルも、必ずダイビングに使用されるとは限らない。週末だけの使用であったり、ダイビングをしない人にデザインで選ばれたりもする。
グラスヒュッテ・オリジナル初のʼ60年代ダイバーズに想を得た「SeaQ」は、直径39.5mmの現行ダイバーズとしては小さめのモデル。だが、60分スケール付きの逆回転防止ベゼルや大型のアラビア数字を配した見やすい文字盤を採用し、200m防水を確保するなど、本格ダイバーズの要素をしっかり押さえている。
一方で、ベゼルのセラミックリングと文字盤のカラーを、2021年流行のグリーンまたはマリンテイストのブルーで統一。シンセティックストラップも同系色でまとめ、ファッショナブルテイストを意識したデザイン性も兼ね備えている。また、ブルーのモデルでは、ベゼル、リューズ、文字盤の一部にイエローゴールドを使い、通常のダイバーズにはないエレガントな高級感も兼ね備えた仕上がりに。これなら本格的なダイビングはもちろん、週末のドライブやショッピングばかりか、ウィークデイのビジネスにも活躍しそう。
1本であらゆるシーンに対応するユーティリティなモデルだけに、上品な小振りダイバーズという選択もアリでは?
小さくてもゴージャスな
コンビ仕様!
コンビ仕様!
アンダー40mmの小振りなケースを採用した「SeaQ」。ブルー×ゴールドのデザインもエレガントで、このサイズ感ならジャケットやスーツの袖にもばっちり似合う。