定番本格靴ブランドに聞いた
売れ筋モデルBEST3は?
ここでは誰もが気になる本格靴ブランド別の売れ筋を紹介する。いずれも名門とあって、調査結果はブランドを象徴する定番モデルが、やはり強かった。定番が多いながらも、オンオフ兼用モデルがランクインしているのはニューノーマル時代の表れといえる。
CROCKETT & JONES
軽快さが好まれる時代を背景にローファーが躍進
[No.3]MORETON(モールトン)
悪天候に対応し、オンオフ使える万能ぶりが話題に
適度な幅を確保しつつ、甲を高めに設定した日本人の足にフィットしやすいラスト292を採用。搭載するハルボロー・ラバー社のラバーソールはグリップ力が高いうえ、履き心地がよく、オールウェザー仕様と実用性抜群だ。そんな足馴染みと履き心地のよさ、機能に加え、オンオフ問わず使えるマルチぶりが支持を得た。8万8000円(グリフィンインターナショナル)
[No.2]BOSTON 2(ボストン2)
シャープな外見のソールが売れ筋のカギになった
名作ローファー、ボストンの木型を基に、日本人の足にフィットしやすい新開発のラスト「376」を採用。近年、新開発されたラバー製の「シティ・ソール」を搭載しており、レザーソールのようなシャープな見た目ながら確かなグリップと快適な履き心地を実現、この点も注目された。8万3600円(フレーム)
[No.1]CAVENDISH 3(キャべンディッシュ3)
日本人の足型を考慮したホールド感向上が勝因
従来から使用している木型をベースに、踵周りやアーチ部分を、以前よりも狭めた新開発のラスト「375」を採用。やはり、足馴染みのよさが売れ筋No.1の背景にある。また、スラックスにもデニムにも寄り添える懐の深さも評価が高い。アッパーはアニリンカーフ、ソールはシングルレザーを採用。8万6900円(グリフィンインターナショナル)
[MEN’S EX 2022年3月号DIGITAL Editionの記事を再構成]
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