人気セレクトショップに聞いた
「カジュアル鞄」の売れ筋No.1は?
ビジネス鞄の次は、休日の装いの要となるカジュアルなバッグの売れ筋を紹介しよう。こちらはトートからショルダー、ミニサイズと多種多様な結果になった。注目すべきは、なんでもスマホで済む時代ゆえ、小さな鞄が大躍進している点である。
「休日の身近なお出かけに最適なサイズ感で別注」
(プレス 林 ジェフリー 渓介さん)
ビームス売れ筋No.1カジュアル鞄
DANIEL & BOB(ダニエル&ボブの「別注 ソリッド レザーポーチ」)
ダニエル&ボブ製の巾着を別注で、より使いやすくアレンジ
ダニエル&ボブが作っていた巾着に比べ、高さをプラスし、長財布も入る大きさに別注したアイテム。愛嬌のあるシルエットが特徴的で、リングに通した革ひもで口元を軽く留めるスタイルがユニークだ。柔らかく厚手のシュリンクレザーには高級感もあり、大人の休日には最適。縦29×横(底)15×マチ15cm。3万9600円(ビームス 六本木ヒルズ)
「荷物の収納が効率的、かつ容量も多い」
(プレス 井平貴紀さん)
エストネーションの売れ筋No.1カジュアル鞄
NEW LIFE PROJECT(ニューライフプロジェクトの「別注NLA203P020」)
サステナブルな素材を用いた都会派バックパックの決定版
持ち手にレザーを使用したエストネーション別注モデル。時代を見据え、本体表面にはコーデュラナイロンと再生PET糸をかけわせたサステナブル素材を採用している。売れ筋の最大の理由は大容量と収納のきめ細やかさ。PCをはじめ、各種小物が効率よく収納できる設計は魅力だ。縦44×横30×マチ11.5cm。4万2350円(エストネーション)
「シーンを問わず使えるようシンプルさを追求」
(プレス 河野建徳さん)
シップスの売れ筋No.1カジュアル鞄
SHIPS(シップスの「カウレザートート」)
シンプルデザインの一方で使い勝手のよさを考慮した実力派
非常に柔らかな風合いが特徴のカウレザーを採用したトートバッグ。牛革と思えない軽さは毎日鞄を持つ人なら、きっと重宝するはずだ。ジップカバーの付いた開口部、手にしっくり馴染む丸ハンドル、デイリーユースに最適な容量など、機能性と高級感を両立した仕上がりは、さすが売れ筋No.1。縦29×横38×マチ13cm。1万4960円(シップス 銀座店)
[MEN’S EX 2022年3月号DIGITAL Editionの記事を再構成]
※表示価格は税込み