10月 神無月(かんなづき)
善人に見え好印象アップ間違いなし!【ベージュ】
秋の訪れとともに、装いは、より落ち着いたものに変わってくる。そこで上品な男性たちがこぞって取り入れるのがベージュだ。今回は、ベージュの持つ色の奥深さと、上手な取り入れ方をご紹介。
[STYLE1]秋にピッタリ!同系色の濃淡配色の好例

「夏は白シャツでOKですが、秋はオフホワイト、もしくはライトベージュで濃淡を抑えてください。こちらは暖色もタイの差し色程度で、ベージュのよさを損なわず、センスがいい」
周囲から嫌われない良識があって温かな人に変身できる
茶系に、白を混ぜ合わせると現れるのがベージュ。前者は寛容さ、後者は純粋さを表していることから、ベージュは良識を感じさせる色。また人の肌を連想させることから、温もりや思いやりも漂うほか、天然素材の色としてナチュラル感、素朴さといった印象も与えられる。
ベージュの「色彩感情」とは?
良識、安心感、上品さ
「ベージュを一言で言うなら、他人から嫌われない色なんです。良識、良心、安心感といった印象を与えるため、警戒心や敵対心を抱かせません。また、上品さがあり、心のトゲを抜いてくれます。取り入れれば気持ちが穏やかになり、周囲に対してはもちろん、自分にも優しくなれますよ。いい人に見られたい、いい人になりたいなら、ぜひ取り入れましょう!」
定番色とベージュの相性は?
同系色で濃淡をつける
「ベージュはトレンドカラーでもあり、身に着けるとお洒落度がアップします。特に初秋はベージュが似合う季節です。そして、秋からは色味を統一した同系色の濃淡配色がベストです。同系色だと、色同士の調和がうまくとれます。これって間違いなく美しいんです。初心者でもベージュの濃淡配色なら簡単にお洒落に見せられるし、好感度も上がりますよ」
ベージュで装う時の注意点は?
強すぎる色は避ける
「ベージュは強い色ではないので、強すぎる色と合わせるのは避けるのが正解。ブラウンとは好相性ですが、小物での差し色程度のほうがベージュは引き立ちます。白はベージュと相性がよいけれど、季節感の点で涼やかすぎるため、秋冬は控えたほうがいいですね。また、無彩色で中間色のグレーは、主張しすぎることがなく、ベージュと好相性です」