ルノアの創業者がたどり着いた、スターリングシルバー製のメガネフレームとは?

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本格眼鏡とは? なぜ本格眼鏡が必要なのか? どんなブランドがあるのか? を一冊で網羅する『本格眼鏡大全』が発売に。1000本ものフレームが掲載された本書から、ここでは国内外の本格眼鏡ブランドをピックアップしてご紹介する。

GERNOT LINDNER(ゲルノット・リンドナー)

GERNOT LINDNERの注目フレーム_品番 キョウト II
品番 キョウト II(詳しくは下記にて)

美しい佇まいが際立つ純銀製のアイウェア

ルノアの創業者として知られる、ゲルノット・リンドナー氏。近年リンドナー氏はルノアのデザインから退いていたが、2018年に満を持して自身のブランドをスタートさせた。

素材に使われているのは、スターリングシルバー。アクセサリーには使われることの多いシルバーだが、眼鏡の素材として不可欠な剛性とバネ性をもたせるのはこれまで困難と言われていた。しかし、長年一緒に眼鏡作りに取り組んできた技術者のヘルムート・ミッテルバウアー氏、およびその息子たちと共に2年の歳月をかけて研究を重ね、ついにスターリングシルバーのコレクションを実現。その質感を損なうことなく、アイウェアとしての機能をもたせることに成功したのだ。劣化が少なく金属アレルギーが起こりにくいという素材特性はもちろん、シルバーならではの美しい色みと光沢感は、他の素材にはない魅力を内包している。

アンティーク眼鏡の収集家としても、世界的に知られるリンドナー氏。「GL-159」に用いられている可動式のアジャスタブルテンプルをはじめ、アンティーク眼鏡がもつ美しいディテールの知識が自身のデザインにもふんだんに活かされている。この精微な美しさと完成度は、もはや工芸品の域。全体のプロポーションやバランス、ディテールの作り込みが素晴らしいコレクションとなっている。

スターリングシルバーの魅力を活かした、リンドナー氏渾身のアイウェア。一度手にしたら、その佇まいの美しさに誰もが魅了されてしまうはずだ。

GERNOT LINDNER(ゲルノット・リンドナー)

 BRAND INFO 
創業年/2018年
創業者/ゲルノット・リンドナー
現在地/オーストリア・チロル
問い合わせ先/グローブスペックス エージェント
TEL:03-5459-8326

GERNOT LINDNERの注目フレーム_デザイナー ゲルノット・リンドナー

デザイナー ゲルノット・リンドナー

故郷であるオーストリア・チロルの山岳地域にアトリエを構えるリンドナー氏。フレームは、信頼を置く技術者であるミッテルバウアー氏のドイツ・バイエルン地方の工場で生産。


2024

VOL.341

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