襟なしの品格、ニットTに流儀あり
ハイゲージの上質ニットで上品さを補填
[左]DRUMOHR(ドルモア)
世界最古のニットブランドによるクールな黒クルーネック
ドルモアらしい高級感ある佇まいの黒クルーネック。ドライなタッチはリネンを使用したためだが、ポリエステルを僅かに混紡することでシワに強く、ケアもラクだ。身幅、袖幅、肩回りに適度にゆとりを取ったシルエットも魅力で、誰が着てもお洒落に決まる。2万7000円(バインド ピーアール)
[中左] MALO(マロ)
ラグジュアリーな艶をたたえる大人の差し色ニット
こういうビビッドカラーのニットほど上質なブランドから選ぶのが正解。その点イタリアを代表する高級ニットブランドであるここなら申し分ない。今作もシャリ味の強いコットン製ながら、リッチな光沢をたたえ、ドレープも豊か。春夏の差し色ニットに最適だ。5万2000円(三崎商事)
[中右]SLOANE(スローン)
美ドレープ&ブラウジングでニュアンスある着こなしに
稀少性の高い超長綿のギザコットンを使用し、とろけるような滑らかなタッチに仕上げたクルーネックニット。身幅や着丈などのサイズ感が絶妙なのに加え、計算されたリブのテンションにより、ドレープや腰回りのブラウジングが綺麗なのもここならでは。1万7000円(スローン)
[右]GRAN SASSO(グランサッソ)
大人の白T感覚で着られるオフ白のリネン混ニット
春夏になるとジャケットやセットアップに白Tという着こなしをよく見かけるが、大人がやると時に貧相な印象に。上品さを装うならこういう上質ニットが適任。ドライタッチの生地はコットン32%+リネン68%で、盛夏も心地よく凌げる。2万6000円(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)
[MEN’S EX 2021年4月号DIGITAL Editionの記事を再構成]
※表示価格は税抜き