家族構成別で考えるクルマ選び・ボルボ編「最もボルボらしいベストバイは?」

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ボルボのSシリーズ、Vシリーズ、XCシリーズ

宣言通り全モデルにEV、PHEVを用意したボルボ

2020年にボルボは、グローバルで推し進める電動化戦略に則って日本国内で販売するすべてのモデルを電動化した。ここでいう電動化とは、電気自動車(BEV)ではなく、48Vハイブリッド、またはプラグインハイブリッド(PHEV)のことだ。

両者の違いをシンプルにいえば、前者はEV走行はせず、モーターはあくまでエンジンをアシストする役割。後者はモデルによって多少異なるがおおよそ40kmほどEV走行が可能で、充電がなくなればガソリン車として走行できる。

48Vハイブリッドシステムとは、モーター機能付きの発電機(ISGM:インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター・モジュール)がエンジン始動や発進加速をアシストし、静かで上質なドライビングフィールを実現。また減速時の回生エネルギーを車体後方に搭載した48Vバッテリーに蓄電し、状況に応じてエンジンをアシストするというものだ。

この48Vハイブリッドには、2リッター直列4気筒エンジンをベースにターボとモーターを加えた「B4」、より内燃エンジンの出力を高めた「B5」、さらに電動スーパーチャージャー付きのハイパワーバージョンの「B6」の3種類がある。

一方でPHEVは1.5リッター直列3気筒ターボエンジンと電気モーター、34Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載した「T5」、2リッター直列4気筒エンジンをベースにターボとスーパーチャージャー、前後に2つの電気モーター、34Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載した「T6」、そして318PS/400Nmを発揮するもっともパワフルな2リッター直列4気筒ターボ&スーパーチャージャーエンジンをベースに、T6と同様のシステムを搭載した「T8」の3種類がある。ちなみにボルボはいまPHEVモデルに“Recharge = 外部充電可能”という意味から、“リチャージ”という呼称を使用している。

要は基本的にエンジン出力の違いで差別化されており、パワートレインは48Vハイブリッドが3種類、PHEVが3種類の計6種類ということになる。

2024

VOL.341

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