プロゴルフコーチの奥嶋誠昭氏と、ゴルフ大好きゴルフライターの鶴原弘高氏が最新の注目クラブやシャフトを試打計測。気になる性能を徹底レビュー!
SRIXON ZX7 DRIVER/スリクソン ZX7 ドライバー 【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.112】
飛ばしやすさは2モデルで同等
「ZX7」は「ZX5」よりも操作性がいい
ライター・ツルハラ 前回から引き続きまして、今回は「ZX7 ドライバー」の試打です。「ZX5 ドライバー」との違いを検証できればと思います。
奥嶋プロ 構えたときのヘッドの見た目は、「ZX5」とほとんど同じ。フェース面をターゲットに合わせやすく、ヘッドの据わりもバツグンにいいですね。何が違うんですかね?
ライター・ツルハラ 「ZX7」は、ヘッド後部のふくらみの頂点が少しトゥ寄りになっています。若干ですが、洋ナシっぽいヘッドシェイプになっています。それと、「ZX5」ではソールの付け替え式ウェイトが1つでしたが、「ZX7」はトゥ側とヒール側の2ヶ所になっています。
奥嶋プロ そう言われてみれば、「ZX7」のほうがシャープに見えます。けれど、そこまで大きな差はありませんよ。
ライター・ツルハラ 標準採用されているシャフトは、ZXシリーズのオリジナル仕様「Diamana ZX60」です。こちらも見た目は「ZX5」のものと似ていますが、重さとしなり特性が異なっています。
奥嶋プロ 軽く素振りしてみると、「ZX7」のシャフトは手元側に重さを感じるし、しっかりしてそうです。
ライター・ツルハラ では、奥嶋プロ、今回も2パターンのヘッドスピードで試打をお願いしますよ。
奥嶋プロ 了解でございます。打ちますよ〜、おりゃ!