トレンドの追従はしたくない……なら
個店の独自性から味ある装いを知る
メジャーなトレンドをフォローするだけじゃなんだかつまらない。そんなちょっと天邪鬼な方は個店の名物オーナーたちから装いを学ぶべし。
大手ショップとはひと味違う彼らの独自性は自分だけのスタイルを築くよきヒントになるはずだ。
ボージェスト 代表・瀬山 啓さんの場合
古着のスパイスでコンサバ服に刺激を
「コルウのジャケットに、’50〜’60年代のフレンチワークシャツとドイツのヴィンテージワークパンツを合わせました。チーフ代わりに挿したバンダナもドイツのものです。古着を交ぜると、現行品には出せない味をプラスできるのがいいですね。ヴィンテージミックスを成功させる秘訣は、状態のいい古着を選ぶこと。これだけでかなり合わせやすくなります。それから個人的には欧州もののほうが上品にまとめやすいと思いますね。最初は小物1点取り入れるだけでもかなり新鮮に見えます。ぜひお試しを。」
[MEN’S EX 2020年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)