Lesson2
引き締め効果と好印象を両立する黒地ボーダーを使わぬ手はない
夏らしさもあり、チャーミングな印象があるボーダー。なかでもおすすめは黒地のボーダーだ。紺地のボーダーだとマリンテイストが強くなるが黒地ならカジュアル感を抑制し、引き締めて見せられる。
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LETROYES / ルトロワ
線幅わずか3㎜。ボーダーは、ピッチが細くなるほどにラフな印象が抑えられ、ボーダーTシャツ初心者の方でも、着やすいだろう。また、無地感覚で着られ、柄ジャケットとも好相性なのも特徴。さらに、こちらのような首回りや裾に配した切り替えは、引き締め効果を後押ししてくれる。デニムパンツとのコーデも、大人然と見せられる。1万5000円(ビームス 六本木ヒルズ)
SAINT JAMES / セントジェームス
バスクシャツの名作ピリアック。ネイビーの場合、ボートネックと相まって本来ならマリンな印象が強い。しかし、黒なら一転都会的なシャープさを携える。線幅は1.5㎝。爽やかながらポップになりすぎず、ドレッシーなダブルのジャケットにも合わせられる。ボーダーの親しみやすさと、黒地の引き締め効果をバランスよく取り入れられる。6800円(セント ジェームス代官山店)
AGNÈS B. / アニエスベー
強い存在感を発揮してくれる太ボーダー。この線幅は6㎝。強い主張をアクセントとして活かすには、全体をモノトーンで統一しよう。特にジャケットをボーダーと同じ黒で揃えてドレッシーに着こなせば、太ボーダーの親しみやすさを大人味で取り入れられる。また、夏には重たいモノトーンコーデも、ボーダーと合わせることで軽快に見せられるのだ。9800円(アニエスベー)
[MEN’S EX 2020年8月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)